9月は「防災月間」。LIVING kyoto WEBでは「#わたしの防災リュック」企画を行います。
防災リュックの中身をシェアすることで、みんなで防災意識を高めたいというこのシリーズ。今回は、LIVING kyoto WEBの読者ブロガー「WEBフレンド」が中身を教えてくれましたよ。
参考にしながら、一人一人の事情に合わせて備える〝わたしの防災リュック〟を作ってみませんか?
軽さ重視! 家族共用のリュックですぐ逃げられるように(WEBフレンド 大好チヨ子さんの場合)
大好さんは夫と子どもの3人暮らし。自宅は地理的に水害の被害を受けにくいため、地震時の持出し用を想定。家族共用で誰でも持ち出せるリュックを1つ用意しています。
「住宅が密集していないので、家屋が倒壊するほどの大地震の場合、いったん外に逃げ、揺れが落ち着いてから備蓄を取りに戻る想定で防災リュックを作りました。リュックとは別に、家の2階に飲料水(3人×3日分)、床下収納などに食料品(3人×10日分)を備蓄しています」
また、家族は1階にいる頻度が高く玄関から逃げる可能性が高いため、玄関エントランスの見える場所に常備しているとか。
そんな大好さん宅の防災リュックの中身がこちら。
「こだわったのは〝軽さ〟。リュックのために新しく買ったものではなく、持っていたものや身の回りにあるものの中から、できるだけ軽量でコンパクトなものを詰めました。重たいと持って逃げられないので、総量は約2キロです」
《現在のリュックの中身》
飲料水(お茶)1本、スナック4個、給水袋1枚、ウエットティッシュ1個、圧縮タオル1個、携帯ランタンと電池1式、ビニール袋10枚、ポケットティッシュ5個、歯ブラシ3本、マスク5枚、割り箸2本、プラスチックスプーン2本、裁縫キット1式、応急手当セット(ばんそうこうや綿棒)1式、ミニ石けん1個、油性ペン1本、懐中電灯1個、シャンプーセット(試供品)2個、メモ帳1冊、テレフォンカード(500度)1枚、マッチ1箱、かかりつけ医から処方された持病薬・解熱剤・鎮痛剤約1か月分
自分仕様のものとして、持病薬なども入っています。
「東日本大震災のときに薬が不足して持病薬が滞った経験があり、かかりつけ医に持ち出し用分の処方を相談しました。それ以来、約1か月分の予備を持つよう、通院したら新しいものをリュックに入れています。家族が処方された痛み止め、解熱・鎮痛剤もあります」
食料品を備蓄している大好さん。ローリングストックも実践しています。
「新しい飲料とスナックを買ったらリュックの中身を入れ替えています。今はお茶がリュックの中に入っていますが、水に変わったり、クッキーではなくキャンディを入れたり。時々スナックの賞味期限を確認し、期限1カ月くらい前になったら交換。ついでにリュックの中身も見直したりします」
リュックの中身を日々改良しているのですね。これからの季節は寒くなるので、カイロも検討しているとか。
「ほかにも、防寒・物の運搬・怪我したときの三角巾代わりになる風呂敷、PPロープも追加予定。目的ごとにすべてそろえるのではなく、色々応用できそうなものを入れたいと思っています。小さなリュックですが、気づいたときにより良いと思うものと入れ替えていきたいです」
大好チヨ子さん
LIVING kyoto WEBで活躍する読者ブロガー「WEBフレンド」メンバー。
「#わたしの防災リュック」で防災リュックの中身をシェアしよう!
昨年、京都でボランティア活動を行う「京都ジェンヌの会」とのコラボから生まれた、防災リュックの中身をシェアするこの企画。今年も「リビング京都」公式インスタグラムでみなさんのリュックの中身の写真を募集します。
みなさんはどんな物を防災リュックに入れていますか?
いろんなリュックの中身を見れば、自分に必要な備えのヒントになるかも。自分にとって必要な物を詰め込んだ「わたしの防災リュック」の中身の写真をインスタグラムに投稿し、一緒に防災について考えませんか?
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