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「本家 田毎（たごと）」さんは明治元年創業、今は手打ちそば専門店。六代目店主は京都で生まれ育ち東京のそば店で修行、東京の「そば」に京都の「だし」二つの「ええとこどり」で新しいそばを作り続けているそう。

父に連れられて行っていたから思い出がいっぱいあり、今は私が家族と通っています。

田毎さんの屋号の由来は「田毎の月」。信州そばの産地・更科の山間にある棚田のひとつひとつに月の影が映る風景に、そばに対する思いを込めているとか。

使われている素材も、北海道産そば粉、利尻・礼文の昆布、本枯節などこだわりがたくさんあるそう。

理想の「たぬきうどん」は「田毎の京風たぬき」

そば専門店ですが、こちらのうどんもお気に入りです。

京都では、細かく刻んだ油揚げと葱が乗ったうどんを「きつねうどん」、きつねうどんのお出汁にとろみを付けてあんかけにしたものを「たぬきうどん」といいますよね。

私は結婚後、府外に25年程住んでいたのですが、この「たぬきうどん（あんかけきつねうどん）」がなくて困りました！関東で「たぬき」といえば、天かすと葱が乗ったうどんです。風邪をひいたり体調を崩すと京都の「たぬきうどん」がどうしても食べたくなりました。(体の中から温まるからかな？)

私が食べたい「たぬきうどん」は、あんかけうどんに甘辛く炊いたきざみお揚げとすりおろし生姜と九条葱が乗っているもので、「田毎の京風たぬき」が私の理想そのもの。とろみをつけたあんかけのお出汁に、おうどんや具がよく絡んで美味しくて心も体も温まります。

美味しくて食べやすい「親子丼セット」で幸せを感じます！

田毎さんには「そば」「うどん」「丼」「一品料理」「セット」等もありメニューをみるのも楽しみにしています。私がよく頂くのは「親子丼セット」。私の好きな「親子丼」に温かいおそばか、冷たいおろしそばが選べるから年中頂けます。

「親子丼」は、鶏肉は一口サイズに切ってあって軟らかく味付けよく炊いてあり、食感も良い。卵もお出汁が効いていて、だし巻き卵のように白身と黄身がよく混ぜてあり、ふわっとしています。ご飯にお出汁が充分にかかっていて、(汁だく以上？)よく混ぜてしみこんでいるし、とても食べやすくて美味しいです。

「田毎　府庁前店」は病院前にあるのですが、こちらのお料理は食べやすいし消化にも良さそうで、通院帰りにも立ち寄りやすそう。私の父は晩年軟らかい物しか食べれなかったのですが、田毎さんに連れてくる度に美味しそうに、田毎さんの　おうどんやおそば、丼や、かやくご飯を完食していたのを思い出しました。

帰りぎわに、デザートのポップを発見！わらび餅とアイスクリームが新メニューが加わったそうなので、今度はデザートつきで頂きたいです。