京都にはおいしいパン屋さんが多いですが、私のお気に入りは右京区常盤にある「タローベーカリー」さん。一番印象に残っているのが「クロワッサン」です。
こちらのクロワッサンは通年販売ではなく、寒くならないと登場しません。
秋に訪れた時に店頭になくて戸惑ったのですが、お店の方に尋ねてみると「クロワッサンはたっぷりのバターを冷たい状態で生地に折り込んで作るので、途中で温度が上がってやわかくなると上手く作れないんです。だから作るのに適した冬限定なんです」と教えてくださいました。
お店で一から手作りされているクロワッサンだからこそ、冬季限定なのです。さすがすぎる! パン作りに対するこだわりに感動し、ますますファンになりました。
タローベーカリーさんはいつもインスタグラムを通じてその日のパン情報を発信されています。クロワッサンを販売する日もインスタグラムでお知らせくださるとのことだったので、楽しみに待っていました。
そしてついに、念願のクロワッサンを購入することができました!
軽い。そして表面がベタついていない。記憶通りの手触りです。いただきま~す!
サクッ!まるで効果音みたいにきれいなサクッという音がします。これ、これ!甘ったるくない、サックサクのクロワッサンです。さらに手で割ってもぺっちゃんこにならない!サックサクかつしっかりした食感。
一緒に食べていた夫は「バターそのものやな。バターが好きな人にはたまらんな」と顔をほころばせていました。
一度に食べきるのがもったいなくて、少し翌日に残しておいてオーブントースターであぶって食べましたが、バターの香りもサクサク感も当日と変わらないほどおいしかったです。
クロワッサンのほかにもいろんなパンを買いました。どれも満足のおいしさでしたが、特に気に入ったのが「ベーコンエピ」と「酒かすクラッカー」です。
ベーコンエピは、ずっとモグモグしていたくなるほど味わい深い生地に、自然な発色のベーコンがしっかり入っていました。ほどよい酸味のある粒マスタードが絶妙なアクセントになっていて、ワインのお供に最高でした。
酒かすに目が無い私は、「酒かすクラッカー」という商品名を見て迷わず購入。酒かすの味と香りがとてもうまくいかされたクラッカーなんですが、意外と洋風な印象を受けました。チーズとも合いそうです。
タローベーカリーさんではパンはカウンターに並んでいます。向こう側にお店の方がおられて、欲しいパンを取って包んでもらうスタイル。自分で取れる場所に置いてあるパンはすべて袋に入っていて、とても衛生的だと思いました。
お店の奥に「ご予約済みのパン」と書かれた棚があり、お名前のついた食パンが棚からはみ出そうなほど並んでいました。ここのパンのファンの方がたくさんおられるのでしょうね。
私も大満足でした。おいしいパンをごちそうさまでした。
タローベーカリー
京都市右京区常盤窪町10-1
TEL:075(861)3015
https://www.instagram.com/tarobakery/
営業時間等は公式SNSから確認を
プロフィール
トモリロ
在住エリア:京都市右京区
メインテーマ:野菜作り/食文化
京都生まれの京都育ち。外国人の夫と二人で小さな飲食店を営んでいます。趣味は、畑。美山に通って有機野菜を作っています。
畑には誰かに聞いてほしくなる発見がいっぱい。そんな畑ばなしや、食にまつわるアレコレを中心に発信します。
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