京都の歴史が学べる「京都市歴史資料館」

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大好チヨ子プロフィール
2022年2月9日 

京都御所の東側、寺町通に面して建つ「京都市歴史資料館」に行ってきました。

昨年度のテレビドラマにも登場していた岩倉具視ですが、2021年は岩倉使節団が日本を出発してからちょうど150年にあたるため、昨年末から「岩倉具視と米欧回覧」という企画展が開催されていました。(2022年2月13日まで)

「京都市歴史資料館」は、もともと「京都市史編さん所」であったことから、京都の歴史に関する貴重な古文書などの資料が寄贈や寄託され、その資料の保管と活用をされている博物館。そのため、京都の歴史にまつわる企画展を年に数回開催されています。

寺町丸太町を北へ歩いたところにあります

館内に入ると、展示に先立ち、当時の京都の情勢などをわかりやすく解説されたビデオを観ることができました。私は歴史が苦手なので、時代背景を学んでから展示を観られるのはとても助かります。

入り口入ってすぐの受付の前

1階「展示室」は、こじんまりとした一室なのですが、資料の半数ほどが、国指定重要文化財の意見書や書簡などであり、とても充実した内容の展示でした。

書簡や意見書などは、記載された内容の解説と共に矢印でその個所を示してあるので、教科書でしか学んでこなかった明治時代のできごとが、本当にあった事なのだなと実感できたのでした。

1階展示室

使節団がたどったルートを記した地図には驚きました。明治4年の11月12日に横浜を出発してから、再び横浜に戻ってきたのが明治6年の9月13日。実に2年近くも回覧し、地図上のルートは世界をぐるりと一回りしていたのです。

年表では、途中ヴィクトリア女王に謁見する予定が「女王は避暑中にて延期」となり、数か月後にようやく謁見がかなったなど記載があり、展示をたどってゆくと、当時の苦労がしのばれました。

会場でいただけるパンフレットも読み応えがありました。公家の岩倉家が江戸時代のはじめに家を興すにあたり、「岩倉」の地名をとっていたことも初めて知りました。

展示会場でいただける資料も内容が詳しくわかりやすい

展示を見終わり2階の「資料閲覧室」へ。閲覧室の入り口前にロッカーが設置されていたので、手荷物を入れてから入室しました。

京都の歴史に関する専門図書など、かなり専門的なものが多く所蔵されていますが、中には京都の行事や歴史上の人物の本など読みやすいものもありました。

「図説 鎌倉北条氏」という本を見つけました。鉛筆を持ち込んでも良かったので、設置されていたテーブルをお借りしてメモを取りましたが、コピー機(有料)もあり、希望して手続きすれば利用可能だそうです。

一口に京都の歴史と言っても切り口は様々あるので、自分の興味が持てそうな部門について勉強してみるのも面白いかな?「京都市歴史資料館」は、「もっと利用していろんな知識を得ないともったいないな」と思えるほど充実した資料館でした。

※館内は許可を得て撮影しています。

京都市歴史資料館

京都市上京区寺町通荒神口下る松蔭町138番地の1
TEL:075(241)4312
https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/soshiki/6-3-8-0-0.html
営業時間等はHPから確認を

プロフィール

大好チヨ子

在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。