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好きな靴をいつまでもきれいに ~京都革靴修理 タケシュー~

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yukoプロフィール
2021年12月15日 
東洞院六角の南西にある店舗

みなさんこんにちは。12月に入り、身の回りを片づけたり、掃除をする頃になりましたね。私は数年前からこの時期になると、お気に入りの靴のお手入れを革靴修理の専門店にお願いしています。着る服やライフスタイルの変化によって気に入って履く靴は1~2年で変わることが多いのですが、一足だけ、20年以上履いている靴があります。

買った当初はよく履いていたのですが、数年間は靴箱で眠っていました。4年ほど前に再び出してみたところ、革が痛み、がちがちに乾燥していました。「もう履けないかな?」と思いつつも諦めきれず、靴の修理を丁寧にしてくれそうなところを探して見つけたのが、今回ご紹介する「Take Shoe(タケシュー)」さんです。それ以来、年に一回お世話になっています。

これがその靴です。今年もずいぶん活躍してくれて、ひび割れや擦り傷が目立つようになりました。

時々自分でも靴クリームを塗ったりしていますが、だいぶ汚れてきました。
車の運転のためか、右のかかと部分の痛みも目立ちます。

この靴は長女が幼稚園の頃に購入しましたが、今は次女も含めて三人で共用して履くようになり、傷みも三倍速です。毎年、もうそろそろ限界かな…と思ってドキドキしながらお店へ向かいます。

全体をチェックして、修理や手入れのメニューを決めます。

今年は比較的状態が良いので、ヒールとソールの張替えと全体のお手入れをしていただくことになりました。これまでに、つま先の底から雨水が滲みてきたり、かかとの履き口の皮が破けたりしましたが、その都度、丁寧に修理をしてくださいました。

約1週間後、修理が完了しました。艶が出て、靴クリームが浸透しているのか、触るとしっとりしています。

「いい革を使っているのでまだまだ履けますよ」と言っていただきました。なんだか自分が褒められたようで嬉しかったです。
後ろもきれいになりました。

お店の方に革靴を長く履くコツをうかがうと「とにかく、水に濡らさないこと」と言われました。マメに手入れをしたほうがいいそうですが、靴クリームなどで革に栄養を入れる前に、まずは丁寧に汚れを落とすことが大事だそうです。自分では満足のいく手入れができないようなら、定期的にプロにお任せしてもいいですね。

20数年前に流行したこの靴。今ではクラシックデザインとなりました。もしかしたら生産終了になるかもしれないと思い、実は昨年新しいものを買いました。つい足に馴染んだこの古いほうを履いてしまいますが、時々、新旧、同じ靴を並べてうっとり眺めています。新しいほうも年月とともに足に馴染んでくれるのが楽しみです。

「タケシュー」さんでは革靴だけでなく、革製カバンの修理、お手入れもされています。

京都革靴修理 タケシュー

京都市中京区東洞院六角上ル 三文字町219番地 六角ハイツ1F
TEL:075(211)7925
http://www.takeshoe.jp/
営業時間等はHPから確認を

プロフィール

yuko

在住エリア:京都市左京区
メインテーマ:京都の文化(社寺、庭園、伝統工芸、建築)
子育てがひと段落ついた頃から、大好きな英語を生かせる通訳ガイドの仕事を始めました。
近くに住んでいるのに知らなかったことや、何度も訪れているのに気づかなかったことなど、新しい発見にあふれる街。迷子になって楽しい街、京都が大好きです。