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京都まちなか散歩 春の東山エリアをのんびり歩いてみたら…

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yuko

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2021年3月18日 

通訳ガイドの仕事をして今年で5年目になります。文化や歴史、生活習慣の違う国から来られたお客様と京都の街を歩いていると、私たちが日ごろ見落としていた、京都の魅力に改めて気付かされることもあります。

コロナ禍で家にいることが多くなり、運動を兼ねて自宅の近所をウォーキングすることが日課になりましたが、時には家から少し離れた街の中も歩いています。

今回は、京都市の中心、鴨川の四条大橋西詰からスタートです。

鴨川の流れは今日も穏やか。遠くに見える三条大橋とその奥に連なる山並みはいつ見ても美しい…。この景色に何度心が癒されたことでしょう。

「近代的な街並みと自然が調和しているのがいい」と、以前お客様に言われたことを思い出しました。

祇園はかつて、八坂神社の門前町から発展した街でした。

橋を渡ると、バス停の手前に「八坂神社参道」の石碑があります。これ、意外に気付かないんですよね。私も最近発見しました。 

そして「南座」。2018年に改修工事を終えてピカピカになりました。今日のように昼間に見る南座もきれいですが、ライトアップされた夜の姿も格別です。
ここ、四条河原は歌舞伎発祥の地。江戸時代、この界隈には7軒ぐらいの芝居小屋があったそうですが、現在も劇場として残っているのはこの南座だけです。

南座の道向かい、京都市鴨東駐車場の隣にある「井筒八橋本舗祇園本店」は、明治時代まで存在していた「北座」の跡地に建っています。四条通北側の宝くじ売り場の横からだと、南座と北座が同時に見えます。

四条大橋を渡った鴨川の東エリアは、かつてお芝居を観に来た着飾った人々や八坂神社へお参りに来た人々が行き交う、華やかで賑やかな街だったのでしょう。ガイド中にそんな話をすると、海外からのお客様の目もキラキラと輝きます。当時の様子を想像すると私も楽しくなります。

さて、四条通から北へ向かい、大和大路通に入りました。この道、四条通から北は「縄手通」とも呼ばれます。

さらに北に進んでいくと祇園白川に。

ここは桜の名所。例年なら3月末に見ごろを迎えます。この日は梅と椿がきれいでした。

ガイド中にもこうしてのんびり歩くことがありますが、そんな時に「京都は街が清潔できれい」とよく言われます。「ゴミ箱がないのに、ゴミが落ちていないのはなぜ?」と聞かれたこともあります。改めて歩いてみると、確かにゴミ一つ落ちていない、きれいな道ですね。

このあたりは、どこを撮っても素敵な写真が撮れるエリアです。時々、お稽古帰りの舞妓さんが「辰巳大明神」にお参りしているのを見かけます。

海外からのお客様の中には、散策中に着物姿の女性を見かけると、声をかけて一緒に写真を撮ってもらう人もいます。旅先の国の人と一緒に撮った写真はきっといい思い出になるでしょうね。みなさん、すてきな笑顔でした。

この日は巽橋をスケッチしている方がいらっしゃいました。絵になる場所ですね。

ドラマやテレビ番組にたびたび出てくる切通しの路地を抜けると、景色が少し変わりました。

昭和の初め頃から、このあたりは飲食店のビルが建ち並ぶエリアになりました。しっとりとした花街から近代的なビル街に抜けると、まるでタイムスリップしたかのようです。

電線が張りめぐらされた街の様子を写真に撮ってみると意外といい感じです。いつもなら目を留めない、ありふれた街の景色ですが、外国人の目線になってみると違った魅力を感じます。張りめぐらされた電線さえもこの日は面白いと思いました。

ふたたび四条通にもどってきました。

お稽古帰りの舞妓さんに会えないかな~と期待しながら歩きつつ、花見小路まで来ました。この辺りで今日は終了。次回は花見小路を歩いてみたいと思います。

プロフィール

yuko

在住エリア:京都市左京区
メインテーマ:京都の文化(社寺、庭園、伝統工芸、建築)
子育てがひと段落ついた頃から、大好きな英語を生かせる通訳ガイドの仕事を始めました。
近くに住んでいるのに知らなかったことや、何度も訪れているのに気づかなかったことなど、新しい発見にあふれる街。迷子になって楽しい街、京都が大好きです。

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