おしゃれなカクテルでおうち時間を楽しく!グラスや材料など、家にあるものでできるレシピを、ホテルのバーテンダーに教えてもらいました。
※各バーテンダーは撮影のためマスクを外しています
撮影/桂伸也
ジンジャーエールで爽やかに
『梅酒と日本酒のジンジャーエール』
ジンジャーエールのシュワッとドライな口当たり。梅酒と日本酒、2種のアルコールが入った、大人味のカクテル。甘さ控えめでスッキリとしているから、いろいろな食事との相性もよさそう。日本酒の銘柄や風味にこだわり、好みの1杯を追求してみては。
〈材料〉
酒30ml 日本酒20ml レモン1/8カット 氷適量 ジンジャーエール(グラスに合わせて適量)
〈作り方〉
- 氷を入れたグラスに、梅酒、日本酒を入れる
- レモンを搾る
- ジンジャーエールを注ぎ、軽くかき混ぜる
- あればスライスレモンとチェリーのシロップ漬け(分量外)を飾る
※アルコール度数約5%
「ご家庭にあるお酒で簡単に作れます。自家製の梅酒でも、ぜひチャレンジしてください」
【教えてくれたのは】
ザ・プリンス 京都宝ヶ池1階「バー アスコット」
山下晃さん
- 京都市左京区岩倉幡枝町1092-2
- TEL:075-712-1111
- 地下鉄「国際会館前」駅から徒歩約7分
高い香りに癒やされて
『はちみつ林檎のHOTウイスキー』
ウイスキーと紅茶、リンゴを合わせた温かくて香り高い1杯。かんきつ類を搾ることで風味がアップします。お酒に弱い人はウイスキーを大さじ1杯から試して。飲めない人はウイスキーを省き、シナモンやショウガ、ブラックペッパーを加えても。寝る前や体を温めたいときに。
〈材料〉
皮付きリンゴ(3枚をスライス後、食べやすい大きさにカット) 蜂蜜大さじ2 水(リンゴが浸るくらい。気の抜けた炭酸でも可) ウイスキー大さじ3 紅茶ティーバッグ1袋(リーフでも可) ミカン1個(親指の厚みにカット)
〈作り方〉
- 電子レンジ対応のティーカップにリンゴ、蜂蜜、水を入れて、電子レンジ(500W)でフタをせず、クツクツするまで約1分温める
- その間にポットなどで紅茶(ティーバッグ)を濃いめに抽出する
- ❶にウイスキーを入れて、よくかき混ぜる
- 紅茶を注ぎ、ミカンを皮付きのまま搾る
※飾り切りにしたリンゴ、ミカンの皮を浮かべても可。アルコール度数約4.5%
「ウイスキーは好みのものでOK。蜂蜜とリンゴの甘さを生かすなら、モンキーショルダーなどを。スモーキーなクセのあるものもおすすめです」
【教えてくれたのは】
ホテル日航プリンセス京都2階「メインバー DARLEY(ダーレー)」
伊藤梢さん
- 京都市下京区烏丸通高辻東入ル高橋町630番地
- TEL:075-342-2176
- 地下鉄「四条」駅から徒歩約5分
イチゴと甘酒がマッチ
『イチゴのカクテル:ホットベリー』
ジューシーなイチゴと、甘酒のまろやかな甘味がマッチした、飲みやすいホットカクテル。「ほんのり優しい口当たりで、心も体も温まりますよ」(越原さん)。寒い日はもちろん、食後のスイーツのように味わっても。好みのお酒でつくってみては。
〈材料〉
日本酒または焼酎40ml(ウオッカ、ホワイトラムなら30ml) イチゴ3個 甘酒40ml カルピス10ml(原液)
〈作り方〉
- 耐熱グラスに半分にカットしたイチゴを入れ、粗めにつぶす
- ❶に甘酒、カルピスを注ぎ、電子レンジ(700W)で40秒加熱する
- お酒を注いで軽く混ぜ、好みでグラスのふちにイチゴを飾る(分量外)
※アルコール度数10〜15%(焼酎の場合)
「普段飲まれているお酒で気軽に作れます。作るごとにお酒を変えて楽しむのもいいですね」
【教えてくれたのは】
京都ホテルオークラ2階「バー チッペンデール」
越原汀さん
- 京都市中京区河原町御池
- TEL:075-254-2541
- 地下鉄「京都市役所前」駅直結
果肉で〝デザート感覚〟に
『ミックスベリーとシャンパンのカクテル』
ベリーと相性の良いシャンパンを使って、ぜいたく気分に。果実のフレッシュ感を味わいながら飲む〝デザート感覚〟のカクテルです。ベリーはいずれも粗くつぶすのがコツ。メロンやモモ、シャインマスカットなど、季節のフルーツでアレンジしてもおいしく味わえます。
〈材料〉
イチゴ2個 木イチゴ4個 ブルーベリー5個程度 氷適量 シャンパン(グラスに合わせて適量)
〈作り方〉
- イチゴを1/4くらいにカットし、木イチゴ、ブルーベリーとともにグラスに入れる
- ❶を粗くつぶして氷を入れる
- シャンパンを注ぎ、下から軽くかき混ぜる。ミントの葉を飾れば彩りも豊かになる
※シャンパンは、スパークリングワインでも可。アルコールを弱めるなら白ワインとソーダ(1:1)で。サイダーならノンアルコールに。甘さはリキュールやシロップで調整を。アルコール度数約12%
「とっておきのグラスを出して、ロックアイスを使ったり、こだわりのひと手間を加えることで、見た目も本格的になります」
【教えてくれたのは】
ホテルグランヴィア京都2階「メインバー オルビット」
永井健一郎さん
- 京都市下京区烏丸通塩小路下ル
- TEL:075-342-5526
- 地下鉄「京都」駅直結
〝甘ざっぱり〟でバターがほんのり
『ベイクドパイナップルフィズ』
パイナップルが爽やかなノンアルコールカクテル。〝甘ざっぱり〟とした味わいの後に、焦がしたパインの苦み、バターのコクがほのかに広がります。シロップ代わりの缶詰の漬け汁で甘さと香りをプラス。ミキサーでのかくはん時間が短いので果実感もたっぷり。
〈材料〉
缶詰のパイナップル2枚 バター0.5g グラニュー糖1〜2g 缶詰の漬け汁10g 氷適量 キリンレモン(グラスに合わせて適量)
〈作り方〉
- フライパンでバターを溶かし、パイナップルを炒める。熱が通ったら、グラニュー糖をまぶして茶色くなるまでさらに炒める
- ❶をキッチンペーパーにとり、油分と粗熱を取る
- ❷と缶詰の漬け汁をミキサーに入れ、10〜15秒かくはんする
- グラスに移して氷を入れ、キリンレモンを注いで軽く混ぜる
※レモンジュース(5ml程度)を追加してもおいしい
「パイナップルを砂糖でしっかり焦がした後は、ペーパーでバターの油分を十分に取るのがポイントです」
【教えてくれたのは】
京都悠洛(ゆら)ホテル Mギャラリー1階「Lounge & Bar 1867」
山﨑創世さん
- 京都市東山区大橋町84
- TEL:075-366-5800
- 地下鉄「三条京阪」駅から徒歩約2分
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