夏休みに楽しく学んで 自由研究のテーマ探し

2021年7月30日 

リビング編集部

夏休みの宿題で、テーマ選びに悩むのが「自由研究」。まだ何をするか決めていない子どもに向けて、参考になりそうな施設や展示を紹介します。

※来館時はマスクの着用を

①期間 ②会場・アクセス ③料金 ④問い合わせ先 ⑤ホームページ


渋沢栄一が生きた幕末 第2期 渋沢栄一と新選組

同館のホール

趣味で執筆したという漢詩も

今年のNHK大河ドラマの主人公、渋沢栄一にスポットを当てた展覧会が「幕末維新ミュージアム  霊山歴史館」で開催されています。

栄一が書いた漢詩は見どころの一つ。ゆかりのあった、新選組の近藤勇や土方歳三が愛用した刀も見られます。資料とともに歴史をたどってみましょう。

  • 9月12日(日)まで。午前10時〜午後5時30分(入館は5時まで)、月休 ※8月9日(休・月)は開館
  • 幕末維新ミュージアム 霊山歴史館(東山区清閑寺霊山町1/市バス「東山安井」停から徒歩約7分)
  • 大人900円、高校生・大学生500円、小・中学生300円
  • TEL:075(531)3773
  • https://www.ryozen-museum.or.jp/


京都伝統産業ミュージアム

見て、触れて、ものづくりの過程が学べます

京都の伝統産業74品目が一堂に

昨年リニューアルした「京都伝統産業ミュージアム」には、西陣織や京焼・清水焼といった、京都の伝統産業74品目が展示されています。原料や道具の紹介、製造工程の映像もあり。

京くみひもの素材に触れたり、京袋物でさまざま形のものを包んだりと、体験ができるコーナーも。工芸品をより身近に感じられそうですね。

※緊急事態宣言発出中、同施設は休館となりました

  • 午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)、不定休
  • 京都伝統産業ミュージアム(左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館みやこめっせ地下1階/市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」停下車すぐ)
  • 入場無料
  • TEL:075(762)2670
  • https://kmtc.jp/


発掘された京都の歴史 2021

約3万6000年前の石器

刀や石器など多くの資料を公開

京都府内各地で発掘された遺跡などを公開する「発掘された京都の歴史2021」。旧石器時代から江戸時代までの土器や瓦、刀などが「向日市文化資料館」に並びます。

企画展のテーマは「かつて京都に火山灰が降ったころ」。約3万年前に火山の噴火があったと分かる地層の写真や実物の石器が、解説とともに紹介されています。

  • 8月7日(土)〜29日(日)、午前10時~午後6時(入館は5時30分まで)
  • 向日市文化資料館 (向日市寺戸町南垣内40-1/阪急「東向日」駅から徒歩約8分)
  • 入場無料
  • 京都府埋蔵文化財調査研究センター=TEL:075(933)3877
  • http://www.kyotofu-maibun.or.jp/


植物公園で絵を描こう!

草花を間近で見て絵を描いて

じっくり観察してスケッチを

自然に囲まれながら絵を描いてみませんか。

「宇治市植物公園」では、幼児から中学生までを対象に園内で絵を描くイベントを実施。受付で画用紙を1枚もらったら、自由にスケッチして。鉛筆、絵の具などの道具は持参を。画板の貸し出しあり(無料)。

じっくり観察することで植物のさまざまな特徴に気づけるかも。

※緊急事態宣言発出中、同施設は休園となりました

  • 8月29日(日)まで、午前9時〜午後5時(入園は4時まで)
  • 宇治市植物公園(宇治市広野町八軒屋谷25-1/京阪バス「植物公園」停下車すぐ)
  • 大人600円、中学生以下無料
  • TEL:0774(39)9387
  • https://uji-citypark.jp/botanical/

(2021年7月31日号より)