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転職希望の妻。教育・老後資金などのために目指す収入は?【かけいぼ診断】

2022年8月26日 

リビング編集部

ファイナンシャルプランナーが家計簿をチェック、家計のいろんな悩みにお答えします。
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転職希望の妻。教育・老後資金などのため、どれくらいの収入を目指せばいいですか?

扶養控除内からフルタイムに転向して5年。勤務時間の割には収入が低いので、転職を考えています。普段、家計簿はつけておらず、あるだけ使うタイプ。貯蓄は年間で100万円ぐらいしかできていません。子どもは私立高校志望で、老後資金も気掛かりです。

夫50歳(病院職員) 妻47歳(アルバイト) 子14歳

高校受験を控え、教育費が増大していく時期ですね。夫の退職金は見込めないようで、老後資金の準備や住宅のメンテナンス費用など、お金の不安は尽きません。そんな中、「時間の余裕がほしい」という妻の収入について考えてみましょう。

一見、支出は健全で、毎月の黒字額は15万円以上。今回応募された家計簿上では、年間支出と賞与を考え合わせて1年間で220万円ほどが黒字です。予定外の出費が生じることを考慮しても年間180万円ぐらいは貯蓄できるはず。しかし、実際に貯蓄できているのは年間100万円程度とのこと。支出が把握できておらず、使途不明なお金が多すぎます。

家計簿には表れていませんが、お金が足りなくなるとクレジットカードを使ってしまうそう。まず、その悪しき習慣を絶つことから取り組みを。

次に、月々貯蓄をする家計に転換へ。専用口座をつくり、毎月の給与が入ったら決めた金額をすぐに移しましょう。今年度は月12万5000円。これが実践できる生活が送れれば、子どもが志望する私立高校に進学し教育費が増えても、月8万〜10万円の貯蓄が可能。費用のかかる私立大学の理系に進んでも、今ある貯蓄を取り崩すことなく教育費は捻出できそう。

となると、妻は、今と同等レベルの収入を維持することが必須です。転職は、手取り年収約170万円を収入の目安に。それでも、今年度で月12万5000円の達成が難しい場合は、もっと高い収入が望める会社への転職を検討してみて。

夫が定年退職する63歳で、住宅ローンは完済予定。家計の転換を前提に、1000万円の個人年金、今ある貯蓄、今後夫が退職するまでに増やせる貯蓄、公的年金などがあれば、ひとまず老後の心配もなさそうです。

ファイナンシャルプランナー
薮内 美樹さん

(2022年8月27日号より)

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