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奥嵯峨「祇王寺」で、青もみじと苔の緑一色に包まれる!

WEBフレンド

えながプロフィール
2023年8月1日 

こんにちは、WEBレンドのえながです。

青もみじと苔の美しい初夏、奥嵯峨の「祇王寺」(ぎおうじ)に行ってきました。

「平家物語」にも伝わる悲恋の尼寺「祇王寺」

「祇王寺」は、嵐山の有名な観光地「天龍寺」、「竹林の道」などから、さらに奥まった場所にあり、竹林と青もみじに囲まれた苔の庭とつつましやかな草庵で知られるお寺です。

平清盛の寵愛を失った白拍子(しらびょうし)・祇王が、母・刀自(とじ)と妹・祇女(ぎじょ)とともに出家し、過ごしたと伝わる「平家物語」にも登場した悲恋の尼寺です。

平清盛が祇王から心を移した白拍子・仏御前(ほとけごぜん)は、後に出家し祇王の住む『祇王寺』を訪ね、共に過ごしたと伝えられています。

向こうに見えるのが草庵です

青もみじと苔の緑一色に包まれる苔庭

ふっかふかの苔のじゅうたん

拝観受付の後、苔庭の周囲を歩いてめぐって行きます。

青もみじと苔、緑一色!!

厚みのあるやわらかい苔の上に、青もみじの枝の葉が流れ落ちていくよう!

自分も緑に包まれていくみたい。

「平家物語」の2人の美しい女性について思いを馳せながら苔庭をめぐっていると、時の流れや、人の心変わりのはかなさを感じ、苔庭の景色がますます美しく、物悲しく見えてきました。

心静かにめぐる、女性の一人旅にピッタリのお寺ですね。

下の2枚の写真は同じ場所を写したものです。

日の光がさすと緑が輝くようで、日がかげるとしっとりと落ち着いた雰囲気になるのを発見しました。

どちらが好きですか?

青もみじと苔に囲まれた草庵へ

草庵

草庵にはご本尊・大日如来、平清盛、祇王、祇女、刀自、仏御前の木像が安置されています。

草庵の奥の控えの間に丸窓「吉野窓」があります。

吉野窓から眺める青もみじも美しい!

『祇王寺』は、青もみじと苔が美しく、緑一色に包まれるようなお寺でした。

また、もみじが真っ赤に色づく紅葉の時期や、冬など、違った季節に行ってみて、心静かに苔庭をめぐってみたいと思っています。

祇王寺

京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
TEL:075(861)3574
https://www.giouji.or.jp/
拝観時間等はHPから確認を

プロフィール

えなが

在住エリア:長岡京市
メインテーマ:寺社仏閣巡り/ファッション
寺社仏閣巡りにはまっています。特に木造建築が好きで、季節の花と一緒に写真を撮っています。ほかに美術館、博物館、抹茶パフェ、御朱印、猫も。
おしゃれしてお出かけするのが大好きです。
お出かけしたくなるようなワクワクをお届けしたいと思っています。