近畿最大級多目的ダム「日吉ダム」を見学!

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おきくプロフィール
2024年2月2日 

近畿エリア最大級のダム『日吉ダム』が自然豊かな南丹市にあります。ダム堤体内部にある『インフォギャラリー』や日吉ダム学習施設の『防災資料館』が見学できると知って以来、桂川のほぼ中間、三川合流地点から55km上流の京都府南丹市日吉町の『日吉ダム』までよくドライブに行っています。

園部ICから車で約10分。JR「日吉」駅から市営バスも出ています

『日吉ダム』は一般用駐車場の目の前にあり、私は綺麗に整備されたダム周辺を散策するのがお気に入り!

ダムの上は景色も良く、大きなダム湖にお魚が泳いでいるのを見たり、『天若湖』と書かれた立派な湖名碑や、看板『流木リサイクル』で薪に使われる木が保管されているのや、芝生を『日吉ダム』と刈り込んであるのを見たりするのも好きです。

ダムの高さは67.4m。ビルの7階程の高さだそうで、人が小さく見えました!

足をのばすと、ダムのゲート付近を真下から見ることができる『円形橋』(ふれあい橋)、『お花見広場』『イベント広場』『芝生広場』『キャンプエリア』『温泉・プール』、道の駅『スプリングスひよし』等もあって、とても楽しい。

木々や芝生等の緑は豊かで、しかもとても手入れが行き届いていて美しく、湖から吹き抜ける風も爽やか!平成10年にダムが完成したそうなんですが、その頃は私は府外に住んでいて今年になってから『日吉ダム』を知ったので、もっと早くから知りたかったなあ。

「天若湖」(あまわかこ)は、日吉ダムによって誕生したダム湖。上空から見ると龍のように見えるそう!

日吉ダムとダム湖「天若湖」共に雄大な景色がひろがっていて『ダム百選』に選ばれたり、ダム内部の見学ができ、道の駅もあることから「地域に開かれたダム」の指定第1号になっているのも納得です!

ダムと防災について学べる日吉ダム『ビジターセンター』見学!

ダムのそばにある「日吉ダム防災資料館(ビジターセンター)」は、南丹市の災害時一時避難場所に指定されていると共に、亀岡市・南丹市の地震ハザードマップの展示により、地域の防災について学ぶことができます

また、水の役割、水の働き、水の怖さなど、水について学習することができ、日吉ダムについてもパネルや映像、模型等で説明されていました。わかりやすいので、自由研究にしてもいいかも!

2階展示ホール「日吉ダムゾーン」 日吉ダム放流のしくみが解説されていました。ジオラマ等もあり立体的にも見れてわかりやすいかも!

日本初『インフォギャラリー』でダムの堤体内も見学!

日本ではじめて、ダム堤体内部を見学できるようになったのが、こちら『日吉ダムインフォギャラリー』。3つの展示ゾーンがあり、実際のゲートも見学できました。

ダム堤頂にある『見学者用エレベーター』で、1階インフォギャラリー入口へ!(ダム堤体1階にも出入口もあります)

「日吉ダムのあゆみゾーン」は、日吉ダムのあゆみをまとめたパネル展示があり、ビデオ映像などが流れていました。

『筏』も展示されてました。ダムが出来る迄は木を『筏』にして桂川で運んでいたそう!

「ダム建設ゾーン」は日吉ダムができるまでを、ジオラマや実物の材料を使って紹介。「ダム管理ゾーン」では 日常や洪水時のダムの働きやダムの施設に関する情報が映像とパネルで紹介されていました。「ゲート見学室」はインフォギャラリーの一番奥にありました。

ダム工場縮小ジオラマやコンクリートの材料展示等もあり見れて感激しました!

『インフォギャラリー』内は、片側の壁面が天若湖(ダム湖)に浸かっている為、気温は17~18度と夏は涼しく冬場は暖かいそう。

この日は受付の方がいらしゃったので展示を見て疑問に思っていた事をいろいろに聞いてみました。

ダムには電力発電用のダムと治水用のダムがあり高さが違う事、日吉ダムは平成25年の台風18号の時に洪水調節を行い壊滅的被害を回避したこと、流木を太肥やチップに加工して有効活用したり薪として利用しているなど、知りたかった事をいろいろ聞けて非常に楽しかったです。 

『ダムカード』を頂きにダム管理所へ!

「日吉ダム管理所」でダムカード配布も受けられます。初めて来た時に配布時間外だったので別の日に時間を合わせて申し込みました。ダム操作等で直ぐ対応出来ない事もあるそうなので、頂けてラッキー!

『日吉ダム ダムカード』左が表、右が裏。申し込みは1人1枚で、写真は一緒に行った夫の分と私の分です

大雨が降ったり洪水等の災害も日本のみならず世界中で起きていて、ひっきりなしに地震があったり計画停電等を経験した私は心配になる事が増えました。

日吉ダムに来てみて豊かで美しい水とダムの有り難みを再認識しました。ダムに貯める水を調整しているおかげで洪水被害を減らしたり、水不足を防いだり、使える水を増やしたり、電気を作ったりしているのを今更ながら感謝してます。

ダムが好きで湖や緑の中を散策したり展示を観るのも大好きなので、また『日吉ダム』に来てリフレッシュもしたいです。

日吉ダム

南南丹市日吉町中神子ヶ谷68-68
TEL:0771(72)0171(日吉ダム管理所)
https://www.water.go.jp/kansai/hiyoshi/index.html
営業時間等はHPから確認を

プロフィール

おきく

在住エリア:京都市上京区
メインテーマ:スポーツ・レジャー施設
ワクワクする生活を送れるよう、大人のちょっときになる情報を、見て聞いて体験して、お伝えしたいです。
好きなことは、ダンス、水泳、トランポリン等。そして、食べることです。
一緒に、面白いことを探していきましょう。