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日本三景のひとつ「天橋立を見てみたい！」と思ってました。天橋立は、松並木を逆さまに見ると天に架かる橋のように見えたことから、この名前がついたとも言われているそう。『天橋立笠松公園』は天橋立を北側から一望できる展望所と知り、行ってみました。

府中駅からリフトに乗っていざ『笠松公園』へ！

公園は標高130メートルの台地にあるので、ケーブルカーで展望所に向かいます。

私はリフトに乗るのが苦手でドキドキしてたのですが、係員さんが「リフトから手を離さない、揺らさない」等の注意事項や座る位置も誘導して貰えたので、落ち着いて乗れました。

海抜130mの高台『笠松公園』は楽しみがいっぱい！

『笠松公園』は天橋立北側に位置し古くから天橋立を望むスポットで、その眺めは「昇龍観」と呼ばれ、まるで龍が天へと昇って行くかのようだそう。

『笠松公園』には、眺望を楽しめるスポットが沢山ありました。『股のぞき台』も１人用から団体用もあり、手すりや突起部分の床面がガラス張りで40m下を見通せる『スカイデッキ』や円形劇場のような丸い形のウッドデッキ『コロッセオ』等もありました。

念願の『股のぞき』をやってみました！前屈は得意なのですが、台の上に乗って『天橋立』を見ると海と空が逆転するので頭の中が？？で手すりを掴みました。その格好でスマホで写真を撮ろうとしたら、スマホが「天地が逆だ！」と判断して、画像がひっくり返って「スマホって賢いな」と思いました。

『冠島沓島遥拝所』から冠島・沓島(元伊勢籠神社の主祭神である彦火明命と后神の市杵嶋姫の命が君臨されたと伝えられている地)を拝んだり、開運を願う『かわらけ投げ』にも挑戦したり、展望台にある『願いの鐘』の鐘を鳴らしたりたりも出来ました。

『成相寺（なりあいじ）』にも行きたかったので時間都合で回りきれませんでしたが、次回は、展望レストランで食事したり、カフェやお土産も楽しみたいな。

登山バスで成相山『成相寺』にもお参りしました！

『成相寺』は西国二十八番札所大本山です。本尊は身代わり観音、美人観音として名高い聖観世菩薩だそうです。笠松公園内、笠松駅バス停から成相寺登山バスに乗って行きました。

『本堂(員通閣)』や『一願一言地蔵』にお参りしたり、『鐘楼(撞かずの鐘)』『真向きの龍』『逆スギ(宮津市指定天然記念物)・旧本堂跡地』『鉄湯船』(国指定重要文化財)『奇怪な話の底なし池』『五重塔』『山門』等を興味深く拝観しました。

本堂内は撮影禁止ですが、この「真向の龍」の部分のみ撮影可能だそうです。

『一願一言（ひとこと）地蔵』は約650年前に創られたとされる歴史あるお地蔵さんで、座っておられる蓮華座もすべて一つの石から掘り出されているそう。ひとつ願いを一言でお願いすれば、どんな事でも必ず叶えて下さる「ひとこと地蔵」様だそうです。願い事がある度にお参りしたいなあ！

お地蔵様の前にも小さなお地蔵さまが並んでいました。(表情豊かで可愛らしい！)
こちらは、本堂で購入すると自分だけの小さなお地蔵さまを建立できて、目を書きお地蔵さんの体のどこかにお願いごとを書くそうで、持ち帰ったり境内に納めるのもよしとのことでした。欲張りな私は世界中のお願い事を書いちゃいそう。

境内の『パノラマ展望所』と『弁天山展望台』からの景色も見たかったのですが、どちらも上がって降りてくるのに時間がかかり雨が心配だったので諦めました。

『笠松公園』では晴れていたのに、成相寺は山の上の方で天気が変わりやすく雨も降りかかってきたので、次は晴れている日に時間に余裕を持って行きたいなあ。

帰りは笠松公園から『ケーブルカー』に乗り『府中駅』へ！

ケーブルカーからの眺めも良く、ケーブルカー同士がすれ違うのも始めての経験でワクワクしましたし、駅にはかつて使われていたケーブルカーの手動式運転盤が展示されて、自由に触れて感激しました。

ケーブルカー駅内では、笠松公園のマスコットキャラクターの『かさぼう』がいたり、丹後・天橋立の魅力を配信しているYouTube映像も流されていたりで、ケーブルカーを降りたばかりなのに、「あれもみたい、これも見たかった」という気持ちになりました。