美術館・博物館好きの私が、毎年楽しみにしている「京都ミュージアムロード」(2023年は1月25日~3月19日開催)は「様々な博物館・美術館を巡って、お気に入りのミュージアムロードを作り、京都の文化を体感しよう」と銘打ったイベント。
参加しているのは、93施設。施設を訪れスタンプを3つ集めると抽選の記念品プレゼントに応募もできるので、私はパンフレットを博物館で事前に入手しました。効率良く巡るため、いつも、参加施設の休館日や入館料などを事前にチェックしてから出かけます。
常設展も面白い「京都外国語大学国際文化資料館」
京都市内の大学には、所蔵している美術品や資料を公開するミュージアムも多くあります。自分の子供たちが通っていなければ縁のない場所も、スタンプラリーとなると入館しやすいですね。
初入館の京都外国語大学国際文化資料館は、4階までエレベーターで上がると受付があり、スタンプをいただいてから館内へ。他ではあまり観ない、中南米の民俗資料・民芸品などの常設展示があり、インカ帝国の発掘品に施されていた、トカゲのような装飾などがなかなか面白かったですよ。
入館した日は、博物館学芸員資格課程修了展「京都の景色を切り取る写真展」も開催され、学生さんらがとらえた「京都」の写真や、作庭された庭園の展示がありました。
グラフィックアートを楽しめる「dddギャラリー」
昨夏、地下鉄太秦天神川駅近くから四条烏丸のCOCON烏丸に移転したdddギャラリーでは、受付横でスタンプをいただいてから入館しました。
このギャラリーでは、開館したばかりの新しく開放的な空間で、グラフィックアートを鑑賞できました。企画展示「ppp groovisions」は、一つのチームが手掛けた夥しい数のグラフィックの作品で床一面が埋め尽くされ、平面的なものから立体的な作品まで、様々な角度からグラフィックアート作品を楽しめました。
5階からの風景も見もの「福寿園京都ギャラリー」
「ミュージアムロード」のパンフレットで、今まで気付かなかったギャラリーなどを知ることもあります。
今回は、福寿園京都本店5階のギャラリーに気付き行ってみました。日頃四条通から、1階の店舗しか見たことがなかったので、5階のギャラリー入館はとても新鮮な気分でした。
エレベーターを降りるとすぐギャラリー入口で、スタンプ台もしつらえてありましたが、5階からお店の坪庭の向こうに四条通を見下ろせてよい眺め!
通常は、茶器や茶碗などを展示・販売されているのですが、「ミュージアムロード」の期間中は、お茶の木を育ててから製茶までを絵巻物にした「お茶ができるまで」という近代製茶図巻の展示を見ることができました。
ギャラリー内には、季節感のある茶碗や祇園祭の絵柄のガラス茶碗など、素敵なお茶の道具類も見せていただけて、目の保養になりましたよ。
3つの施設を巡りスタンプが3つたまったので、記念品プレゼントに応募をしたいと思います。抽選で当たる記念品は、参加施設の入館チケットやミュージアムグッズなど33種類もあり、第3希望まで書けるというのも魅力的です。
パンフレットに掲載された施設の中には、今年ミュージアムロードに初参加の館もあり、開催期間も長めなので、まだまだ楽しみたいと思います。
第26回京都ミュージアムロード
http://www.kyohakuren.jp/news/2023/01/18.html
営業時間等はHPから確認を
プロフィール
大好チヨ子
在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。
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