市内散策の折にパン屋さんを見かけたら、ほぼ躊躇なく入店することを信条としている大好チヨ子です。美術館に行くときも、観光目的で出かけても、バッグの中には、一斤の食パンが潰れず入るエコバッグ持参を忘れません。
この日は、そろそろ閑散期かなと思いつつ嵐山散策に出かけ、「marche(マルシェ)」さんで朝食用のパンを買いました。
マルシェさんの外観は温かみのある色合いで、かわいらしいキリンの絵がお出迎えしてくれます。
ここで購入できるのは、私が愛してやまない「湯種」パンの数々。
パン生地となる小麦粉の一部に熱湯を加えて捏ね、一晩寝かせてお餅のようになった種―「湯種」をパン生地に加えることで、もちもち食感のパンができるのだそうで、私はその食感がとても好きなのです。
方々のパン屋さんで湯種食パンをよく購入するのですが、マルシェさんには、食パン以外にも湯種生地のパンがいろいろ並び嬉しいです。
お昼を過ぎていたので棚は少し空いていましたが、種類はまだたくさん並んでいたため、朝食用のパン購入予定が、つい、おやつに食べようか…夜に食べてもいいか…と選んでしまいました。
北海道産小麦のパンなど購入しましたが、米粉や全粒粉のパンなどもあり、素材それぞれの味わいを大切にされている様子がうかがえました。
まだ利用したことがないのですが、店内にはイートインスペースもあり、切り株のような椅子がかわいらしくて、座ってみたくなります。
この日に購入したパンがこちら。
チキンのほうがパン生地よりもボリュームのありそうなフライドチキンサンド、挽肉やパプリカなどの旨味も感じられる麻婆茄子は夫たち用に。
翌朝用には、水分を多く含みパサつきにくい湯種食パン。湯種バンズはビジュアルに惹きつけられて買ってしまいました。湯種なので温泉マーク?(笑)
帰宅後すぐにおやきを食べてみました。パン生地はコシがあり凄い噛み応えなのですが、軽くトーストするとまるで異なる食感に様変わり。外がカリカリサクッとなり、中はふわっと。
そして、翌朝にいただいた湯種食パンは、見た目よりもずっしりとして、切るときには、弾力がありプルプルしました。そのままでももちっと感はありますが、軽くトーストするのがおいしいです。
少しきめが粗めなので、食べ進めるとムチっとした食感もありつつ弾力のある歯ごたえ。いろいろなお店の湯種食パンを食べましたが、お店によって湯種配合具合も異なるようでおいしさも様々。食べ比べできるのは幸せです。
自分で食パンを焼くとイーストの香りが残ってしまいますが、マルシェさんではホシノ天然酵母を使用されているそうで香りがとても良いです。
やや塩味があり何もつけずにパクパク進みますが、自家製のジャムもよく合いました。
パンだけでなくドリンク類も、観光地とは思えないリーズナブルな価格なのも魅力的なマルシェさん、次回は米粉や全粒粉のパンを買いたいと思います。
MARCHE(マルシェ)
京都市右京区嵯峨天龍寺北造路町5-3
TEL:075(862)0824
https://www.instagram.com/arashiyama_marche_pan/
営業時間等は公式SNSから確認を
プロフィール
大好チヨ子
在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。
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