ビーントゥバーチョコレートのお店―dari K(ダリケー)

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大好チヨ子プロフィール
2023年2月9日 

私にとってチョコは必需品。三大栄養素と同列に位置付けたいほどです。だから、多忙な年末年始を乗り越えると、心はもうバレンタインまっしぐら。
毎年のチョコフェアで、その年々のトレンドを知るのですが、近年は「ビーントゥバー」という言葉がよく聞かれるようになりました。
ビーントゥバー(Bean to Bar)とは、カカオ豆の選定からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行うこと…原材料のカカオ豆からこだわって作るチョコが増えてきたのです。

そんなビーントゥバーという言葉を私が知るきっかけとなった「dari K(ダリケー)」さんの本店に、バレンタインの下調べをかねて行ってきました。

三条会商店街を、堀川通から徒歩数分で到着

三条会商店街にあるダリケー本店は、スマートで洗練された色彩と雰囲気が、ダリケーさんの上質なチョコにマッチしていますね。

お店こだわりのカカオ豆はインドネシア産で、ベースとなっているチョコは78%クーベルチュール。ダリケーさんのチョコは甘党の私が食べても十分な甘さがあるので、カカオ78%チョコとは意外でした。

※クーベルチュールチョコレート…カカオの含有率など国際基準をクリアしたチョコレート。パーセンテージの高いものほどカカオ含有率が高くビターな味わい。

78%クーベルチュールチョコも販売あり

私が好きな定番のカカオサンドクッキーは、厚めのチョコを軽いクッキーでサンドしてあり、「ダーク」は甘さ控えめでやや苦みがあります。甘めの「ミルク」とセットで、大人用と子供用に買われる方もあるそうです。

甘党の私は「ミルク」派です

気温が高いと持ち帰れないトリュフは、秋~春頃までの限定品。バレンタイン期間はバラで購入ができないとお聞きしたので、こっそり一人試食会をしようと「プレーン・ほうじ茶・ラジャ」の3種を買いました。

通常、トリュフはそれぞれ1個から購入可能

そして、今年のバレンタインおすすめ商品の「カカオサンドクッキー(ホワイト)」は、数量限定とお聞きし、迷わず購入しました。

カカオサンドクッキーホワイト

カカオサンドクッキーのチョコ部分をタブレットにした「カレ アソート」も手ごろですね。

クッキーなしなのでチョコをしっかり味わえる

本格的なバレンタインシーズンは混雑するのでイートインはできませんが、この日は店内が空いていたので、チョコレートアイスクリームをイートインしました。

アイスにトッピングされたカカオニブが非常においしい!荒刻みのザクザク食感は、まるでローストされたナッツのよう。ダリケーさんのカカオニブは食味が良く、苦みや渋みが後口に残りません。アイスの甘さはさっぱりとして、最後に残るカカオの心地よい香りは、帰宅するまでの30分ほど余韻を味わえました。

ココア 300円 チョコレートアイスクリーム 350円 イートイン用のベンチがありました

帰宅後、買って帰ったチョコを食べ比べました。
ダリケーさんらしさを味わうなら、おすすめは「トリュフ」だそうです。滑らかなチョコの舌触りは、コンチング(練り上げ)にすごく手間がかかっているのでは…と思えるシルキーな舌触りの贅沢なお味でした。

バラで購入すると個包装してくださいました 左からプレーン・ほうじ茶・ラジャ

そして、「カカオサンドクッキー」の「ホワイト」は、やや塩味のあるミルキーなホワイトチョコがクッキーによく合い、「ダーク」や「ミルク」とは異なる味わいでした。

ダリケーの創業者さんは、バックパッカーとして旅をされた中で日本にほとんど輸入されなかったインドネシア産カカオ豆と出合い、インドネシアで栽培や発酵の指導をされるようになったそうです。今では契約農家さんは500軒。おいしいチョコのために、多くの生産者さんがカカオを作りに携わっていらっしゃるのですね。一粒一粒味わっていただきたいと思います。

dari K 三条本店

京都市中京区上瓦町63(三条会商店街内)
TEL:070(5265)6460
https://www.dari-k.com/shop/sanjo/
営業時間等はHPから確認を

プロフィール

大好チヨ子

在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。