市場の変化や後継者不足などにより、2019年12月に閉店した錦市場の老舗惣菜店「井上佃煮店」。明治17年創業の同店は、昔ながらの味や季節を感じる旬のお惣菜が人気のお店でした。長年のファンに惜しまれつつ閉店した同店の惣菜が、左京区のスーパーマーケット「フレンドフーズ」で購入可能になります。
「井上佃煮店の味を残したい」の気持ちから始まった企画
井上佃煮店と、もともと取引関係にあったフレンドフーズの代表・藤田さんは、「ほんまもんの美味しさをお客様に伝える立場として、この閉店を残念・悲しいだけで済ませてはならない」と考えたそう。「おいしく、ほんまもんだけを届ける」をコンセプトとしたフレンドフーズは、今年で創業43年。藤田さんは「地元民はもちろん、観光客にも長く愛された井上佃煮店の味をこれからも残していきたい」と井上佃煮店の店主・梅村さんを説得。長い時間をかけて、今回の実現に至ったそうです。
新しい販売のカタチ
井上佃煮店は法人として残しつつ、梅村さんはフレンドフーズに再就職。惣菜製造のノウハウをフレンドフーズに引き継ぐことに。人気の「万願寺とうがらし」「いかみょうが酢」「ちりめん山椒」をはじめ、素材そのものの味を活かしたシンプルで優しい惣菜が店頭に並びます。2020年10月30日(金)から正式に販売をスタート。おもに夕方の時間帯をメインに販売の予定です。
10月30日(金)31日(土)にフェアを開催
2020年10月30日(金)・31日(土)には「井上佃煮店復活祭」フェアを開催。通常より多めの品数が揃い、当日は梅村さんやその娘さんが立ち会い、お客さんと直接会話も。
京都の台所で愛された「ほんまもんの味」を探しに出かけて。
※画像はすべてフレンドフーズ提供
最新の投稿
おすすめ情報
- カルチャー教室
- アローズ
- 求人特集
- 不動産特集
- 京都でかなえる家づくり
- 医院病院ナビ
- 高齢者向け住宅 大相談会
- バス・タクシードライバー就職相談会in京都
- きょうとみらい博