節分豆や、煎りたての豆菓子が買える「豆政」本店

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大好チヨ子プロフィール
2023年2月1日 

私が幼いころ、京都土産といえば「五色豆」でした。今も変わらず販売されているロングラセラー商品だけれど、本当に豆菓子のおいしさに目覚めたのは、大人になってから。私も豆の味がわかる大人になりました。

京都土産として今も販売される五色豆

そんな五色豆を製造販売されている「豆政」さんの豆菓子は、デパートや京都駅で手土産に買っていましたが、夷川本店では「衝撃的においしい煎り立て豆が販売されている!」そうな。それはぜひ確認せねばと行ってみました。

パッケージも美しい「京の町かど」はお土産に

初めて本店に行くと、その外観の老舗感がもうたまらなく魅力的でした。巨大五色豆のオブジェは「ザ・京都」の雰囲気全開!風格のある店構えですね。

豆政さんのロゴは、エンドウ豆と鳩がモチーフ

手土産によく選ぶのは、豆菓子やドライフルーツなどが包まれた京の町かど」シリーズ。かさばらず手軽に購入でき、美しい京都名所の風景画パッケージは差し上げた方に喜ばれます。
3袋購入すると、素敵な懸け紙を付けた箱入りにできると知ったので、このサービスも利用してみたいですね。

上段中央、豆政さんのお店の水彩画風懸け紙付きの箱

自宅用には手ごろな「弥次喜多京の豆道中」

自宅用に買うのは「弥次喜多京の豆道中」シリーズ。豆の種類も味付けも豊富で、カリッコリッと小気味よい音を立てながら、いったん食べ始めたら癖になるおいしさ。この日も数種類買って食べ比べました。

食べきれるサイズ感もありがたい

家族も大好きな「カレービーンズ」は外せません。夫用は、おつまみにもなる「わさび大豆」。今回初めて買った「クリーム五色豆」は、既知の五色豆と全く異なる味わいの優しくモダンな洋菓子風で、これも家族に高評価を得ました。

左のクリーム五色豆は、ミルク(白)・イチゴ(黄)・コーヒー(茶)・抹茶(緑)・バナナ(黄)の5色入

煎り立て豆は格別の味

そして、三度目にしてようやく巡り合えた出来立て豆菓子。公式インスタグラムで販売日を確認して、それに合わせてお店に行くと、本日の出来立てお豆さん「万才豆(まんざいまめ)」という看板が出ていました。

万才豆は火曜日に販売されることが多いそうです

店内で、出来立てを量り売りで購入すると、すぐに食べたいほど香ばしい良い香りがする豆は、テイクアウト用のカップに入れてくださいました。

100g当たり346円 テイクアウト用カップに入れてくださいます

帰ってすぐにいただいてみると…これがもう止まらない。煎り立ての豆はサクッと軽い食感。甘さの中にショウガがピリリとパンチを効かせていて、その風味が後を引くのでした。私は今まで、ソラマメの豆菓子がこんなにおいしいなんて、感じたことがなかったので、豆菓子との新たな出合いに感動すら覚えました。

昔ながらのロゴ入りカップのデザインもとてもおしゃれ

出来立て豆は、万才豆以外が登場することもあるそうで、インスタグラムなどで販売予定や当日の情報を知ることができます。

豆と言ったら節分豆です

今年は節分豆も豆政さんで買うことに決め、販売開始日めがけて行ってみると、お店の工場付近からすでに、大豆を煎っている香りがしてきました。
そして、店頭で、カラフルな福豆やお多福と鬼のお面が並んで出迎えてくれました。

お面のついたものや桝入の福豆

自宅用だけでなく、友人らにもお福分けしたかったので、贈る相手のご家族の人数などを思い浮かべつついくつか買い求めました。
今年はこの福豆にパワーをいただいて、無病息災に過ごしたいと思います。

豆政

京都市中京区夷川通柳馬場西入る六丁目264
TEL:075(211)5211
https://www.mamemasa.co.jp
営業時間等はHPから確認を

プロフィール

大好チヨ子

在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。