一目惚れしたお酒に再会「伊根満開」

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トモリロ

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2021年9月10日 

以前に居酒屋さんで飲んで好きになり、購入したくてずっと探していた日本酒が手に入りました。京都府の丹後、伊根町にある「向井酒蔵」さんが造っておられる「伊根満開」というお酒です。

よく利用する酒販店にも無く、通りすがりのお店で探しても見つからず、もうあきらめかけていたところ、インスタグラムでフォローしている方がこのお酒を投稿しておられるのを発見しました。

その方がお酒を購入された場所は、「A-プライス(エープライス)西京極店」さん。ここはプロ用食材の店ですが、一般のお客さんも買い物できるスーパーマーケットのような雰囲気で、私もふだんからよく利用しているお店です。

こんなに身近なところを見逃していたとは不覚でしたが、とにかく念願かなってついに購入することができました。

伊根満開(720ml )、A-プライス西京極店さんにて1958円で購入

これです、このお酒!ラベルには黒々とした墨文字で縦書きの「伊根満開」。さらによく見ると伊根の舟屋が奥ゆかしい色使いで描かれています。モダンなデザインの日本酒が増えているのに、いかにも日本酒らしいこのデザインがいさぎよく、美しいです。もう、ますます好きになってしまいました。

この「伊根満開」との出会いは数年前、夫婦で居酒屋さんに行ったときのことでした。居酒屋さんに飲みに行くなんて20年ぶりくらいだった私は日本酒のメニューを見てもさっぱりわからず、店のお兄さんのおすすめで注文した冷酒が、この「伊根満開」だったのです。

「このお酒は色がきれいなので」と言ってガラスの器が出された時には????でしたが、注がれたお酒を見たとたん、年甲斐もなく歓声をあげてしまいました。

ボトルの写真からもお気づきかもしれませんが、「伊根満開」は赤い色をした日本酒なのです。

その色に一目惚れでしたが、一口飲むごとにさらに好きになり、飲み終える頃にはすっかり恋に落ちて、忘れられなくなってしまったというわけです。

ラベルの説明によるとこのお酒は、伊根町で特別栽培した古代米(紫黒米)と京都産米の白米を原料に造られているそうです。この個性的な赤い色は紫黒米の濃い色素によるものなのですね。

ロゼワインを濃く深くしたような色です

ついに我が家にやってきた「伊根満開」を開けたのは、家族3人でささやかに行った私の誕生日会。お寿司とローストチキンにサラダ各種、というにぎやかなパーティーメニューでしたが、すべての料理に見事にマッチしてくれました。さらに食後のケーキまで通して楽しむことができたのです。個性の強い味わいながら、意外にどんな料理とも合わせやすいという新たな魅力を発見しました。

お酒の味を言葉で表すのは難しいですが、私なりに感じたことを表現してみると、まず香りは、発酵が進んだどぶろくを思わせるような香り。ほんのり酸味のあるトロリとしたお酒を想像します。ところが口に含むと、さわやかさがふわっと広がり「フルーティーな日本酒」という言葉が浮かびます。ですがそこにとどまらず、奥行のある豊潤な旨味もじわじわとあらわれるのです。

ノーマルな日本酒よりも複雑な味わいを持つお酒だと思います。それでいて、日本酒特有の魅力もしっかりあり、後口に幸せな余韻が残りました。日本酒好きな方だけでなく、ふだんはあまり日本酒を飲まない方やワイン派の方もおいしく召し上がれるのではと思いました。

やっと見つけた「伊根満開」は、自分用とプレゼント用に2本購入しました。そして最近ご無沙汰している家飲み友達のご夫婦にプレゼントしたところ大好評。日本酒にくわしい酒豪のご主人も、お酒は弱いけれどお酒の味にはうるさい奥様も、二人ともとてもおいしかったと喜んでくださいました。

でしょ?おいしいでしょ?とまるで自分が造ったかのように誇らしい気持ちになりました。私の「伊根満開」ラブはまだまだ続きそうです。

向井酒造

京都府与謝郡伊根町平田67
TEL:0772(32)0003
http://kuramoto-mukai.jp/

A-プライス(エープライス)西京極店

京都市右京区西京極大門町26-2
TEL:075(323)5711
http://tcc.to-ho.co.jp/shop/index.html
営業時間等はHPから確認を

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トモリロ

在住エリア:京都市右京区
メインテーマ:野菜作り/食文化
京都生まれの京都育ち。外国人の夫と二人で小さな飲食店を営んでいます。趣味は、畑。美山に通って有機野菜を作っています。
畑には誰かに聞いてほしくなる発見がいっぱい。そんな畑ばなしや、食にまつわるアレコレを中心に発信します。

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