暑い日でも、美味しいパンがあれば食が進む大好チヨ子です。出掛ければパンと共に帰宅する私ですが、パン屋さん巡りでは、時にささやかなアクシデントに見舞われます。
確認を怠ってお店の定休日に行ってしまったり、臨時の休日に涙をのむこともあれば、勇んで入店したのに、まさかの完売…ということも。
午後も商品が豊富なパン屋さん
そんな時に頼りになるお店「フルール・ド・ファリーヌ」は、東洞院を三条通から少し下がったところ、市内散策の折にも立ち寄りやすい場所にあります。
このお店は、オープン時間が11時。早朝から開店して昼には完売するお店と異なり、ランチやおやつの時間帯に多くの商品が並び、運が良ければ夕方にも購入可能なことがあり、家族のお土産に買って帰ることもできて助かります。
4人ほどでいっぱいになるくらいの小ぢんまりとした店内なのですが、お店の前を通るとき、いつも、吸い込まれるようにお客さんが入って行かれるのを見かけ、人気のほどが伺えます。
ボリューム満点のサンドイッチと種類豊富なデニッシュ
入店して右手には冷蔵のケースがあり、サンドイッチ類が並んでいます。カラフルで見るからに美味しそうな具材をこれでもかと見せつけるように、ボリューム満点です。
そして奥には、アンパンやクリームパンなども並び、やや小ぶりですが価格も手ごろなので、色々な種類を買いやすいです。
一方、左手側の陳列棚で目を引くのは、種類豊富なデニッシュ。一列には手前と奥、2種類ずつ並んでいたので、思っていた2倍も種類がありました。
カットされたフルーツやナッツで彩られたデニッシュは、角に粉砂糖があしらわれ、つやつやで彩りよく、いつもあれこれ悩みつつ選ぶのでした。
全てのパンが美しいだけでなく、一つ一つ手描きされたプライスカードの文字もおしゃれで、POPライターとしては、そんなところにもとても魅力を感じます。
素材の味を感じる美味しいパン
この日買ったパン。お昼ごはん・おやつ・夕飯・デザート・夜食・翌朝分?をイメージしたらこうなりました。(笑)
サンドイッチは、端っこまで具材が入り大振り。割と厚切りの野菜に半熟卵のトロトロが滑らかでしかも食パンもしっとり。コロッケはずっしり重量感があり、全部食べると食事としてもバランスが良い感じです。
かぼちゃアンパンの、このビジュアルがとてもおしゃれ。そして、しっかり目の焼き色も、種のトッピングも見るからに美味しそう。
餡にはかぼちゃの皮部分も少し入っていて、素材の味が感じられる自然な甘さ、夜食にしても重たくならないような一品でした。
そしてデニッシュ、生地はサクサク、やや歯ごたえを感じる食感で存在感のある桃と、桃を引き立てる優しい甘さのカスタード。ピスタチオのトッピングがあるだけで、見た目も鮮やか。デザートになります。
「フルール・ド・ファリーヌ」は、フランス語で「小麦粉の花」の意味とか。
一つ一つ丁寧に美しく形作られ、素材のおいしさ・食感・色彩などを活かされたパンは、どれもまるで花のように可憐で素敵。
聞けば30年以上も前から愛され続けている「フルール・ド・ファリーヌ」。
私もファンの一人として、これからも通い続けたいパン屋さんです。
フルール・ド・ファリーヌ
京都市中京区東洞院三条下ル三文字町200
TEL:075(223)5070
営業時間等は電話で確認を
プロフィール
大好チヨ子
在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。
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