今は海外には行けないご時勢ですが、まだ見ぬ世界へのあこがれは消えず、再び旅を楽しめる日々が来るのを待ち望んでいます。
今回は、せめて海外の文化に触れようと、左京区岡崎エリアにある「kokoka京都市国際交流会館」へ行ってきました。
市民が利用できる施設と知って以来、図書コーナーの利用や展示のボランティア、カフェでのランチなど、何度か利用させていただいています。
今回はまず、2階のkokoPlaza(ココプラザ)で本の閲覧をしました。
料理のレシピなど各国の文化・情報がわかる本や、旅の本など沢山ありましたが、私は好きな絵本のコーナーへ。以前クリスマスの企画で、色々な国のクリスマス絵本を見せていただき、素敵な絵本があったことを思い出しました。
書棚を見ていると、各国の特徴が絵に出ていますね。それぞれの言語で書かれているので文字も様々。文は読めなくても、絵本ならストーリーの雰囲気も何となく伝わってきました。
1階で可愛らしい絵本も一部展示中で、カラフルな表紙を楽しく拝見しました。
担当の方に尋ねると、世界95カ国・地域の絵本が、なんと約2,300冊もあるそうです。閲覧の書棚に全部は並ばず、企画ごとに入れ替えられるそうなので、時々覗いていろいろな国の絵本を見てみたいと思いました。
kokoPlazaの本は閲覧のみの利用になりますが、ゆっくり読めるスペースがあります。そして、テーブルに貼られているコメントを読んでびっくり!
ここでは、おしゃべり可なので、子どもに本を読み聞かせることも可能。そして、飲食もOK。コーヒーを持ち込んで、くつろぎながら本を読めるのはいいですね。
つぎに姉妹都市コーナー・展示室で、京都市の姉妹都市である9都市—パリ・ボストン・ケルン・フィレンツェ・キエフ・西安・グアダラハラ・ザグレブ・プラハと、パートナーシティである5都市—普州・コンヤ・青島・フエ・イスタンブールの展示を見ました。
各都市の紹介や、何と、提携文書も展示してありました。実はここに来るまで、姉妹都市がどこなのか無知でしたが、京都市と提携している国について興味が湧きました。
この部屋では、絵画などの作品展示をされることもあるので、HPを時々チェックしています。少し意外な場所なので、穴場でおすすめです。
このほか1階には、誰でも利用できるカフェコーナーがあり、館外のテーブル席や室内で庭を眺めつつ軽食も頂けます。キッズスペースも自由に使えるので、子どもがいたら助かりますね。
2022年2月1日からは、インドネシアの文化や社会を紹介する展示会が開催予定なのだそうです。インドネシアの絵本ってどんなだろう?民族衣装や楽器の展示も見てみたいので、是非行ってみようと思います。
kokoka京都市国際交流会館
京都市左京区粟田口鳥居町2番地の1
TEL:075(752)3010
https://www.kcif.or.jp
営業時間等はHPから確認を
プロフィール
大好チヨ子
在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。
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