葉っぱもおいしい、畑の万願寺とうがらし

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トモリロ

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2021年8月19日 

こんにちは。畑が趣味のトモリロです。夫婦で美山町の畑に通って有機野菜作りを楽しんでいます。

例年なら8月は夏野菜の最盛期で食べきれないほどの野菜に囲まれて嬉しい悲鳴を上げているところですが、今年の畑は荒れ模様。昨年もそうでしたが、日照時間と降水量がとっても不規則で、野菜の育ち具合や収穫も思うようにいかず、苦戦しています。

春に植え付けをレポートした万願寺とうがらしも、成長のペースが想定よりずいぶんゆっくりでした。それでも、ほとんどの苗が無事に育ってくれて、ついに大きな実が収穫できるようになりました。

ところで、万願寺とうがらしは葉っぱも食べられるってご存じですか?
私は美山で畑をするようになってから、近くの農家さんに教えてもらって初めて知りました。万願寺とうがらしは、本格的に実が成り始める前に、枝や葉を剪定(せんてい)して姿を整えるのですが、その時に切り落とした葉っぱや小さな花芽がおいしく食べられるのです。一度食べてからすっかりファンになり、毎年葉っぱを食べるのも楽しみにしています。

剪定前は根元からいろんな方向に茎が伸び、若い葉っぱが茂っています
剪定後は、茎の三又部分もはっきり見えるようになります

万願寺とうがらしの苗が育ってくると、茎が途中で三又に分かれる部分があります。この三又から下の部分にも細い枝がたくさん出て来ますが、農家さんに教えてもらった剪定方法は、三又から下の枝をバッサリ切り落とすというものでした。

それまでは自然のままに育てていたので、最初はおっかなびっくり枝を切り落としていましたが、剪定するようになってから、枝の管理も収穫も格段にしやすくなりました。

そして何より、葉っぱを食べられるという事がうれしいです。本格的な万願寺の収穫が始まる前に、ちょっとオマケのごほうびをもらえるようで「春からがんばった甲斐があったな~」という気分になります。これも自家栽培ならではの楽しみです。

茎から取り除いた葉っぱと花芽を食べます

剪定した茎は全部持ち帰り、茎から葉っぱをちぎって料理します。葉と一緒についてくる花芽も食べられます。

葉っぱの味は、とうがらしの味とはまた違い、しいて言えばほうれん草に近い感じ。強い苦みやえぐみもありません。加熱する前はしっかりと固さがあり、加熱するとぺちゃんこになりますが、ほどよい歯ごたえが残ります。

我が家ではしょうゆで仕上げる炒め煮が定番。今回はちりめんじゃこと一緒に炒め煮にしました。花芽のプチプチした食感も楽しく、ご飯がすすむ一品ができました。

順調に行けば、万願寺とうがらしはこれから大きな実がどんどん育って収穫のピークへと向かいます。収穫期に入ってからもちょくちょく若い枝が脇から伸びて来るので、そんな時にはバッサリ剪定して、葉っぱも無駄なくいただきたいと思います。

プロフィール

トモリロ

在住エリア:京都市右京区
メインテーマ:野菜作り/食文化
京都生まれの京都育ち。外国人の夫と二人で小さな飲食店を営んでいます。趣味は、畑。美山に通って有機野菜を作っています。
畑には誰かに聞いてほしくなる発見がいっぱい。そんな畑ばなしや、食にまつわるアレコレを中心に発信します。

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