畑のミントでコーディアルを作りました

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トモリロプロフィール
2021年5月2日 

こんにちは。畑が趣味のトモリロです。20年ほど前から、右京区の自宅から車で片道1時間かけて南丹市美山町の畑までせっせと通い、野菜作りと畑で過ごす時間を楽しんでいます。

美山町の冬は雪が多いので、畑通いも冬はお休み。春になり、久しぶりに訪れた畑でアップルミントのかわいい新芽を見つけました。(写真は4月中旬に撮影したもの)

アップルミントは厚みのある葉が特徴で、香りがやわらかく、葉の裏はフワフワと起毛しています。とても丈夫な宿根草なので、畑の端っこに植えた株から毎年かわいい新芽を出してくれるのです。

私はこのアップルミントでコーディアルを作るのを楽しみにしています。

コーディアルというのは、フルーツやハーブのエキスが入ったシロップ。水や炭酸水でうすめてドリンクとして飲みます。私が作るのは、アップルミントと砂糖とレモンで作る「ミントのコーディアル」です。

これにラム酒を加えて炭酸水で割ると、モヒート風ドリンクがあっという間にできあがります。ラム酒を入れずに炭酸水で割るとおいしいノンアルコールドリンクになりますよ。

ミントがたくさんとれた時にまとめて作って保存していますが、ちょうどストックがなくなったところだったので、さっそく摘んで帰って今年初のコーディアルを作りました。

黒砂糖を使ったミントのコーディアル

材料はミント、水、砂糖、レモン果汁。

私は黒砂糖を使うのがお気に入り。黒砂糖がラム酒と合いそうだと思って試したところ、深みのあるおいしさで大ヒットでした。それ以来、ずっと黒砂糖で作っています。

まずはミントの葉を茎からちぎり、重さを計ってから水洗い
いつもミントの葉の重量に合わせて水や砂糖などの分量を決めているので、葉が乾燥した状態で計量しておきます。

<今回の分量>
・生ミントの葉(乾いた状態) 100g
・水 1.5L
・砂糖 300g
・レモン果汁 200ml

大きめの鍋を使います。

鍋に湯をわかし、沸騰したらミントの葉を投入。お箸などでしっかりと湯に沈めたら、火を消し、蓋をして蒸らします。
蒸らしすぎると渋みが出るので、私は10分間ほどにしています。

蒸らしたミント

蒸らし終えて蓋を開けたところ。さわやかなミントの香りが立ち上ります。これをザルで漉して、葉を取り除きます。

葉を取り除くと、濃いハーブティーのような状態になっています。ここに砂糖とレモン果汁を加えたら、再度火にかけて一煮立ちさせます。

黒砂糖を使ったので真っ黒なシロップに。

出来上がり!
粗熱をとったら、消毒した瓶などに入れて冷蔵庫で保存します。

さっそく飲んでみました!

では、できたてのコーディアルでさっそくモヒート風ドリンクを。

ダークラム:コーディアル:炭酸水を、1:2:3の割合で調合し、氷とミントの葉を浮かべて完成です。軽めに仕上げたい時は、1:3:4くらいの割合で。

ミントが強すぎず、レモンの酸味と黒砂糖の甘味とのバランスもいい感じ。今回もおいしくできました!

私はアップルミントで作りましたが、ペパーミントなど種類のちがうミントでもOK。爽やかな味わいなのでこれからの季節にもぴったりです。

プロフィール

トモリロ

在住エリア:京都市右京区
メインテーマ:野菜作り/食文化
京都生まれの京都育ち。外国人の夫と二人で小さな飲食店を営んでいます。趣味は、畑。美山に通って有機野菜を作っています。
畑には誰かに聞いてほしくなる発見がいっぱい。そんな畑ばなしや、食にまつわるアレコレを中心に発信します。