京都を楽しむ、生活情報サイト

京都の魅力は、大学や専門的な知識や技能を学ぶ学校が多くある都市であることも挙げられると思うのです。

私は、そんな学校の立派な校舎を見るのも好きですし、美術館や学食など、一般市民に開放されている構内施設を活用させていただくことがあります。

今回は、太秦天神川駅近く「京都製菓製パン技術専門学校」の生徒さんたちが、学びの一環として、実際にお菓子を作るところから販売までなさっている「T’s Miyabi（ティーズ ミヤビ）」というお店に行ってきました。

販売開始の13時半より少し前に行くと、整理券とお菓子のメニューを渡してくださったので、どれを買おうか作戦を練りながら待つことができました。どれも美味しそう！そしてリーズナブル！

また、売り切れ次第販売終了なので、購入制限個数が発表され、さらに待ち時間の目安を教えてくださったので、時間の見通しをもって待つことができました。

そして、いざ店内へ！
★焼き菓子コーナー★ではマドレーヌやフィナンシェなど定番ものが勢ぞろい。

★ケーキコーナー★この日は、ショートケーキなど5種とホールケーキが3種。

いろいろ食べてみたかったのでケーキなど５種類と2種類の焼き菓子を購入すると、生徒さんが丁寧に紙袋に入れてくださいました。

帰宅後箱を開けた途端、甘～い良い香りがあたり一面に充満して、思わず頬がゆるんでしまいましたよ。折角なので、ケーキに合わせていろいろなお皿を準備して、バイキング気分を味わうことに。

生徒さん作のケーキということですが、ご覧の様に見た目もとても綺麗！
クリームたっぷりのシュー・ア・ラ・クレーム、ちょっぴり酸味の効いた苺が甘さのアクセントになっていたショートケーキ、カラメルの苦みとバニラの香りが効いたプリン、フルーティで甘酸っぱさもあるフロマージュ・クリュと、どれも大満足でした。
中でもロールケーキは卵白のメレンゲの風味が感じられ、弾力のあるふわふわ生地を一口食べて虜になりました。恵方巻の様に丸ごと一本食べてしまいたいくらい美味しかったので、リピーターになってしまうこと間違いなしです。

コロナのニュースで滅入ることの多いこの頃ですが、そんな時もスイーツはパワー絶大、つかの間の幸福を与えてくれます。「ここで学んだ若きパティシエたちの手から、将来沢山の美味しいお菓子が生まれてゆくのだな」と想像しながら食べたケーキに、元気をもらえた気がしました。

※「T’s Miyabi」では、曜日によって、和菓子やパンも販売しています。
※写真は全て許可を得て撮影させていただきました