
いつもとは少し雰囲気を変えて、テーマやコンセプトにこだわりのある場所でお茶を楽しみませんか? この1年で京都にオープンした〝個性派〟カフェ4軒を紹介します。
撮影/岡森大輔(飲 京都小川生薬 CAFÉ、深夜喫茶/ホール多聞)、鈴木誠一(ボクとおじいちゃん、AQUA GARDEN KYOTO)
韓国発のアクアリウムカフェ アートな世界観を堪能して
韓国に6店舗を構えるアクアリウムカフェの姉妹店が京都に登場。店内には、客席を囲むように水槽が配されており、まるで水の中にいるような気分に。水槽内のデザインやレイアウトは韓国のデザイナーによるもので、スモークや光、音を使った演出はアート作品としても楽しめそう。水の色をイメージした炭酸ドリンクなど、思わず写真を撮りたくなるメニューにも注目。


AQUA GARDEN KYOTO(アクアガーデン京都)
- 京都市中京区弁慶石町45番地 グランレブリー三条御幸町 地下1階
- TEL:075-201-0058
- 10:30〜22:00(LO21:30)
- 無休
- 地下鉄「京都市役所前」駅下車、徒歩約8分/「烏丸御池」駅下車、徒歩10分
〝おじいちゃん〟の倉庫を改装 おうちのような居心地です
道路沿いの倉庫の中には、木のぬくもりにあふれた空間が。オーナー・上月悠也さんの祖父が所有していた家具の卸倉庫を「人が集える場所に変えたい」と、友人らと一緒に改装。眠っていた「おじいちゃんのころの家具はカフェのインテリアに」。同店イチオシの「おにぎり定食」(700円)をいただくと、家でご飯を食べているようなノスタルジックな気分を味わえそう。


ボクとおじいちゃん
- 京都市山科区勧修寺瀬戸河原町118
- TEL:090-3486-4274
- 11:00〜16:00
- 水土日休
- 地下鉄「小野」駅下車、徒歩約10分
昭和ムード漂う喫茶店で深夜に楽しむお茶
古いビルの階段を下りると、そこには〝昭和の香り〟漂うホールが。アンティーク家具や雑貨が並ぶ店内は、昔懐かしい純喫茶のような佇まいです。営業は深夜3時まで。お酒で風味付けしたお茶類のほか、酒類もあり、友達と2・3軒目使いすることも。小ぢんまりとした読書室もあり、一人でコーヒーを飲みながら過ごすなど、自分なりの楽しみ方を見つけられそう。


深夜喫茶/ホール多聞
- 京都市中京区材木町175 京都ゴールデンビル地下1階
- TEL:075-708-7797
- 18:00〜翌3:00(土日は12:00〜)※LO2:30
- 火休
- 地下鉄「三条京阪」駅下車、徒歩約5分
生薬のお茶とお菓子をペアリングで味わいます
「生薬をもっと身近に」がコンセプトの同店。ゴボウやアズキといった生薬を用いたお茶とお菓子が味わえます。「ペアリングセット」(1,800円)は、桑の葉茶にはゴボウのブラウニー、アズキ茶にはくろもじのジェラート、ゴボウ茶にはタンポポコーヒーのプリンなど、おすすめの組み合わせ5種がラインアップ。生薬になじみがない人もチャレンジしてみて。


飲 京都小川生薬 CAFÉ
- 京都市中京区油小路通押小路上ル二条油小路町272
- TEL:075-606-5506
- 10:00〜18:00(LO17:30)
- 水休
- 地下鉄「二条城前」駅下車、徒歩約5分/「烏丸御池」駅下車、徒歩約15分
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