2020年11月3日(祝・火)、二条城前に「HOTEL THE MITSUI KYOTO」がオープン。250年にわたって三井総領家(北家)の邸宅があった場所に、三井不動産グループにおける国内最高級のラグジュアリーホテルが誕生します。
ゲストを出迎えるのは、かつて三井総領家が所有したという歴史ある「梶井宮(かじいみや)門」。現代の技術で解体・再生された門からは、同ホテルが掲げる「継承と新生」というテーマが感じられます。
三井家時代を継承する美しい庭園
ラウンジの前には美しい庭園が広がります。三井家時代の灯篭や景石を配置するなど当時の庭園を継承しつつ、建物と調和するように工夫。緑を映す水盤がきらめく四季折々の風景は、ゲストを楽しませてくれる同ホテルならではの空間です。
庭園の南にあるのは、庭の四季をイメージした襖絵が印象的な「四季の間」。また、ラウンジの横には「茶居」もあり、〝茶の湯〟によるもてなしの文化を大切にしていることが伝わってきます。
全161室の客室は上質感漂う空間に
客室は全161室。三井総領家が所蔵する文化財をモチーフにしたアートが飾られるなど、上質感が漂う空間に仕上げられています。なかには二条城が間近に眺められる部屋や、露天風呂が備えられた部屋も。調度品にもこだわるなど、安らげる工夫が随所に散りばめられています。
レストランは宿泊客以外も利用可能
同ホテルのレストランは、宿泊客以外も利用OK。バー&ラウンジ「THE GARDEN BAR」ではアフタヌーンティーセットがいただけます。銅や真鍮(しんちゅう)の菓子缶、茶筒といった伝統工芸品に触れながら、四季折々の情景を写し取ったスイーツを楽しみましょう。
イタリア料理「FORNI(フォルニ)」の店名は、イタリア語で「複数の窯(かま)」を意味。ピザやグリルなど、旬の食材を生かした料理がそろいます。ゆったりとくつろげるテラス席も用意。
ガストロノミー鉄板「都季―TOKI―」ではフランス料理と日本料理、両方の食材と調理法を融合させた料理が味わえます。ジャンルにとらわれない、新たな鉄板料理に出合えそう。店内はどの席からも庭園の景色が眺められる造りになっています。
地下1階にはSPAエリアが広がります
ガラッと雰囲気が変化する地下1階。水音が響き、岩盤に囲まれた地下空間にいるようなデザインとなっています。こちらには天然温泉水を活用した「サーマルスプリングSPA」や「プライベート温泉」が。「SPAトリートメント」は宿泊客でなくても利用できます。リラックスした時間が過ごせそうですね。
※画像は全てHOTEL THE MITSUI KYOTO提供
HOTEL THE MITSUI KYOTO
京都市中京区油小路通二条下ル二条油小路町284
TEL:075(468)3100 https://www.hotelthemitsui.com/ja/kyoto/
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