12月6日(水)オープン 座って、触れて、身近に感じて
座席はすべて車椅子! 2023年12月6日(水)、そんなカフェが伏見稲荷大社近くにオープンします。
車椅子という意味の英語を冠した「Wheelchair cafe SPRING」を手掛けるのは、障がい者と高齢者対象の旅行会社を運営する「サポートどれみ」。同社の中村敦美さんはこれまでの経験から、「京都は世界中から観光客が訪れる場所なのに、車椅子利用者が気軽に入れる飲食店が少ない」と感じていたそう。そこで、「では自分でやってみよう」と思い立ったと言います。
座席に車椅子を採用した理由は、「自身や近しい人にユーザーがいなければ、車椅子に触れる機会はあまりありません。ここで車椅子を身近に感じてもらえれば」との思い。操作法を知るために、店内のトイレに行く際も車椅子を使ってほしいと中村さん。「経験があれば、街なかで困っている車椅子利用者に手を差し伸べやすくなるのではとも考えています」
ランチは2種類で、営業時間内は注文可。〝体に優しい〟をコンセプトに作られるそう。同社が開発した「京の味噌玉みそぽん」を使ったみそ汁がセットされています。
ドリンクはノンカフェインメニューが中心。〝昭和レトロ〟をイメージしたクリームソーダやアイスクリームもあり。嚥下(えんげ)障害のある人におすすめのスイーツも用意されています。
〈問い合わせ〉
Wheelchair cafe SPRING(ウィールチェアカフェ スプリング)
京都市東山区本町22-516 カントリーベア1階
(京阪「伏見稲荷」「鳥羽街道」駅から徒歩約6分、JR「稲荷」駅から徒歩約5分)
TEL:075(708)3344
午前11時~午後4時30分、火休
(2023年11月25日号より)
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