変わり種プリン

2023年11月1日 

シティリビング編集部

手土産に喜ばれ、自分へのごほうびおやつにもうれしいプリン。味や見た目の意外性にときめく、ボトルプリンを紹介します。

撮影/三國賢一

みたらし団子がころんと 和洋の甘味にうっとり

食べ応えある「みたらし団子プリン」(496円)。お団子は、焦げ目が付いて香ばしさも。プリンにはコクを出すためのマスカルポーネチーズもイン

ふたを開けると、あめ色のたれの中に愛らしいお団子が三つ!「みたらし団子プリン」は上層が和、下層が洋のよくばりスイーツ。カラメル代わりのみたらしはしょうゆ辛さを抑え、こっくり甘くとろとろに。リッチで口溶けのいいプリンは、厳選した京都産の新鮮な卵と牛乳で作られています。

御稲荷プリン 製造直売所

  • 京都市伏見区竹田北三ツ杭町46
  • TEL:075-644-5299
  • 10:00~18:00
  • 無休
  • 地下鉄「竹田」駅下車、徒歩約8分

もちもちとろり 食べ進むとサプライズも

「もちぷりん ほうじ茶」(370円)。素材はもち粉から牛乳、卵、ほうじ茶パウダー、あんこまで京都の品で、地産地消を意識

「おもちで新しいスイーツを」と、元料理人の店主夫婦が新羽二重のもち粉を練り込んで作ったのが「もちぷりん」。冷やしていると、もっちりしていますが、常温で少し置くと、とろんとやわらかくなります。ほのかなほうじ茶の香りと優しい味が楽しめる「もちぷりん ほうじ茶」は、底に隠れたあんこと黒蜜を混ぜて食べるとまた幸せに。

mochihi

  • 京都市北区紫野西土居町1-52
  • TEL:075-334-6337
  • 12:00~18:00
  • 不定休
  • 地下鉄「北大路」駅下車、市バス「北大路バスターミナル」停から204・205号で「わら天神前」停下車徒歩約6分

和の3層仕立て 一瓶で〝お茶会〟を体験?

ビジュアルでも目を引く「祇園ぷりん わらび」は黒蜜付きで550円。もとは期間限定品だったのが、人気が高く通年販売に

和の風味を重ねた「祇園ぷりん わらび」。つるんと喉越しのいいわらび餅、大粒の国産小豆、濃厚クリーミーな抹茶プリンの3層仕立て。上から食べ進むと、まず和菓子をいただきお抹茶で締めくくる〝お茶会〟を体験するかのよう。底まで一気にすくって食べ、味のコンビネーションを楽しんでも。

GION GOZU 四条店

  • 京都市東山区祇園町南側555 アパホテル京都祇園EXCELLENT 1階
  • TEL:075-561-3030
  • 月~金13:00~22:00、土・日・祝11:00~22:00
  • 無休
  • 地下鉄「東山」駅下車、市バス「東山三条」停から12・31・46・201・203号で「祇園」停下車すぐ

そば茶の香りがふわり 後のせカリカリ食感も魅力

会席の涼菓として愛されたプリン。今も料理店の板前さんが手づくりしています。「豆乳そば茶のぷりん(そばの実付き)」は500円

哲学の道近くの日本料理店で、デザートとしてふるまわれるプリン。その中の一つ「豆乳そば茶のぷりん」は生クリームでコクを出した豆乳のプリンで、そば茶の香りがふわり。甘さは控えめで、好みで別添えの黒蜜とそばの実を加えられます。そばの実は散らすと香ばしさが増し、カリカリの食感がいいアクセントに。

日本料理藤井のぷりん

  • 京都市下京区四条通寺町東入ル御旅宮本町13-3
  • TEL:075-708-2332
  • 10:00~21:00(無くなり次第終了)
  • 不定休
  • 地下鉄「四条」駅下車、徒歩約11分

イチゴの果肉入りカラメル 独特の甘苦さにこだわり

どこか懐かしいのに、甘みと苦味の好バランスで新鮮な印象の「苺のプリン」(389円)。後味すっきりで、大人の味わい

イチゴのお菓子専門店で、20年ほぼレシピを変えていないという「苺のプリン」。蒸して作るカスタードプリンはしっかりかためで、卵のふくよかな風味が。甘さの強いイチゴが果肉のまま入った、キリッとほろ苦いカラメルを合わせています。独特の〝甘苦さ〟が存在感を放ちます。

MAISON DE FROUGE

  • 京都市中京区東洞院通三条下ル三文字町201 1階
  • TEL:075-211-4115
  • 11:00~17:00
  • 月曜休(祝日の場合は翌日)
  • 地下鉄「烏丸御池」駅下車、徒歩約2分

(記事元:「シティリビング京都」2023年10月27日号)