この夏の電気代 気になる?気にならない?

2023年7月21日 

リビング編集部

ここのところの物価高騰。「家計を圧迫していて、やりくりが大変」「値上げラッシュはいつまで続くの? どこまで上がるの?」と感じる人は多いのでは。

特に食費や日用品などで値上げを実感しますが、電気代もそうですよね。暖房を使用する時期がようやく終わって少し料金が落ち着いたかと思ったら、夏の到来! 冷房が活躍する季節が始まっています。

そこで、今回はリビング読者に「電気代」についてアンケートを実施。「電気代が高くなっていると思う?」「電気代を安くするためにしていることは?」を聞いてみました。節電のための工夫は、すぐに取り入れることができるものもありますよ。参考にしてみて。

※アンケートは2023年6月に実施。有効回答数は1057

  • 感じる 824人
  • 昨年に比べて1.5倍に。乳幼児がいるので節電にも限度があり、つらいです(33歳)
  • 高くなると聞いていたため電力会社を変更しましたが、いつも通り使用していたら予想よりも上がっていて驚いた(35歳)
  • 今年の冬はとても寒かったので、例年より暖房器具をよく使用していました。そのため、高くなるのは仕方ないかなと思っていたのですが、暖かくなってきても昨年度より高い!(55歳)
  • 感じない 233人
  • 節電を頑張っているので安いけれど、これからエアコンをつけると倍以上の電気代になる。冬と夏は電気代の料金を安くしてほしい(31歳)
  • 太陽光発電を導入。天候の良い時期は余剰分が売電でき、プラスになることもある(55歳)
  • 使わない電気はすぐ消したり、新しい冷蔵庫を買ったりして節電。そのせいか、今のところは感じていない(49歳)
\みんなの節電法を参考に/
  • している 864人
  • エアコンは1台しかつけず、みんなでその部屋で過ごしています。エアコンの設定温度は27〜28度に。サーキュレーター代わりに扇風機を併用しています(33歳)
  • とにかくコンセントから電源プラグを抜く。夕方は私1人なので暗くなるまで電気をつけない。家の中がごちゃごちゃしていると暑苦しいので、断捨離をしたり、こまめに片付けたりして見た目をスッキリさせています(55歳)
  • 体に熱がこもりやすいので水分の多い野菜をとったり、電気やガスをあまり使用しない料理方法に変えています(37歳)
  • 子どもたちに不安やストレスを与えないよう、節電は私が1人のときに気をつけています。カーテンを開けて室内を明るく、照明は最小限に、衣類乾燥機は極力使わない、エアコンをつけるときは空気の循環を考えるなど。他にも、冷蔵庫は程よく空間を保ち、冷凍庫はたっぷり入れるように工夫しています(39歳)
  • エネファームを導入。売電もできるので、家計の足しになればいいなと思っています(51歳)
  • よく使う場所の照明を蛍光灯からLEDに交換。暑くなってくる季節に向けてエアコンのクリーニングを頼み、少しでも効率よく使えるよう準備しました(69歳)
  • 太陽光発電での自家発電の利用、夜間の電気代が安い時間帯にシフトしながらの電化製品の利用などをしています(51歳)
  • 冷房効率を上げるため、断熱用カーテンを設置しました(50歳)
  • していない 193人
  • 無理して節約するのは快適ではない。暮らし方を変えない方がストレスがたまりません。かかるものは仕方がないと思っています(69歳)
  • 熱中症になって医療費がかかるのもいやなので、エアコンは適宜使います。服を買うのを1枚我慢する、おやつを我慢するなど必要不可欠でないものを削ろうと思います(39歳)
  • 私は節約したいと思っているけれど、夫が夏も冬もエアコンをやたら使用します。使っていない照明をこまめに消すこともしないので、あきらめています(63歳)

編集部から
アンケート結果からは、節電のための工夫をしている人が多数いることがわかりました。中には、エアコンを含め家電を使わずに済むよう、できるだけ外出するという人も! 皆さん、さまざまな工夫で電気代高騰の波を乗り切ろうとしているよう。ただ、我慢をし過ぎて体調を崩したら元も子もありませんよね。体には気をつけながら、この夏を過ごしましょう。

(2023年7月22日号より)