今年生誕500年を迎えた茶聖・千利休。その菩提寺である「大徳寺 聚光院(じゅこういん)」が2023年3月26日(日)まで特別公開されています。
千利休ゆかりの寺院をガイド付きで拝観
「聚光院」は大徳寺の塔頭寺院のひとつ。千利休の菩提寺として知られています。
今回の特別公開では、茶道三千家に関わりを持つ重要文化財の茶室、千利休作庭と伝わる庭園、現代日本画家・千住博の障壁画「滝」が収められた書院などが公開されています。ガイド付きなので、歴史や由縁をふまえてじっくり鑑賞できますよ。
狩野永徳・松栄筆が描いた障壁画が5年半ぶりに一般公開
一番の見どころは、安土桃山時代の絵師・狩野永徳とその父・松栄によって描かれた本堂障壁画46面(すべて国宝)の特別公開です。
永徳が手がけた作品は現存するものが少なく、このスケールで残るものは聚光院本堂障壁画のみなのだとか。また、京都国立博物館に寄託されていたこちらの障壁画が里帰りして一般公開されるのは、実に5年半ぶり。本堂に配された本来の形で鑑賞できる貴重な機会でもあります。
各間の障壁画にはそれぞれストーリーがあり、陽の入り具合や四隅の陰影まで計算されて描かれているそう。ぜひ足を運び、ガラス越しの鑑賞とは異なる躍動感を感じてみて。
「大徳寺 聚光院」特別公開
京都市北区大徳寺町58
TEL:075(231)7015(株式会社 京都春秋)
期間:2022年9月3日(土)〜2023年3月26日(日)
拝観時間:午前10時〜午後4時(最終受付) ※予約優先
拝観休止日:あり
拝観料:大人2000円、中高生1000円
https://kyotoshunju.com/temple/daitokuji-jukoin/
※拝観休止日、予約方法は上記ホームページから確認を
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