焼き芋専門店のイモスイーツ

2022年11月2日 

シティリビング編集部

蜜の甘い香りが、秋の食欲をそそる焼き芋。京都にある、焼き芋専門店ならではのスイーツを紹介します。

撮影/三國賢一

とろけるような食感
自然な甘みのクリームサンド

紅はるかの「熟成蜜芋サンド」(1個580円)。くちどけの良い焼き芋の甘みが口の中いっぱいに広がります

自らもサツマイモを育てる「京都芋屋 芋と野菜」の新店舗が7月にオープン。「さつまいも博2022」の焼き芋部門では、準グランプリを獲得しました。そんな同店で女性に好評なのが「熟成蜜芋サンド」。甘さ控えめの生クリームが、ごろっと入った焼き芋の甘みを引き立てます。

京都芋屋 芋と野菜 四条河原町店

  • 京都市中京区東側町511-2
  • TEL.075-463-7682(衣笠製造所)
  • 13:00~18:00
  • 月火休
  • 市バス「四条河原町」停下車、徒歩約3分

片手でチューッと
新感覚の「完熟やきいも」

「のむいも」(1個500円)はミルク、豆乳、塩(牛乳ベース)の3種類。鳥獣戯画と芋がコラボした、同店の装飾やパッケージデザインもユニーク

原材料はサツマイモと牛乳や豆乳だけという、濃厚な味わいの「のむいも」。甘さそのまま、ペースト状の焼き芋を片手で気軽に〝飲め〟ます。使用するのは「完熟やきいも」。収穫後90日以上寝かせて熟成させた芋を48時間かけて二度焼きすることで、甘みと食感が増しているとか。

完熟やきいも 菟月

  • 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-25 嵐山スクエアW-2
  • TEL.070-8942-2678
  • 11:00~17:00
  • 水休
  • 地下鉄「太秦天神川」駅下車、市バス「太秦天神川駅前」停から11号で「嵐山天龍寺前」停下車、徒歩約1分

焦がしカラメルのカスタードと
蜜たっぷりのブリュレ

食べ歩きもできる「焼き芋ブリュレ」(880円)。バニラアイストッピング(165円)もおすすめとか

とろとろのカスタードプリンと焼き芋のほくほく感がマッチした「焼き芋ブリュレ」。パリッとした焦がしカラメルの香ばしさも魅力的です。つぼの中で、4時間かけて低温でじっくりと焼き上げられる同店の焼き芋。蜜たっぷりのスイーツへと姿を変えます。

三日月つぼ焼きいもcafé

  • 京都市伏見区深草開土町36-8(「嵐湯 伏見別邸」内)
  • TEL.075-277-6665
  • 11:00~19:00
  • 不定休
  • 地下鉄「竹田」駅下車、市バス「竹田駅東口」停から南5・特南5号で「稲荷大社前」停下車、徒歩約5分

絞りたてと熟成された味わい
4層重ねのぜいたく感

絞りたてがいただける「1㎜絹糸の紫芋とアイス」(1300円)は色合いも鮮やか

「1mm絹糸の紫芋とアイス」は注文後、目の前で1mm幅の紫芋を絞ってもらえます。絞りたてだからこそ口当たりもなめらか。中はバニラアイス、ホイップクリームが層になり、底一面には「熟成極蜜焼き芋」が。こちらは、熟成された濃厚な味わいが楽しめます。

芋ぴっぴ。京都祇園店

  • 京都市東山区祇園町南側524 ギオン和喜ビル2階
  • TEL.075-746-6911
  • 11:00~19:00
  • 無休
  • 地下鉄「四条」駅下車、市バス「四条烏丸」停から201・203号で「祇園」停下車、徒歩約2分

皮までまるごと!のアイス
好みのかたさで味わって

茨城県産シルクスイートの「焼き芋アイス」(100g・220円~)。解凍する過程で好みの食感を探してみて

「パワーの源である芋の魅力を伝えたい」という店主自慢の「焼き芋アイス」。焼いてから凍らせることで甘みが凝縮され、ねっとり感もアップ。シャリシャリとした食感から、解凍されるにつれてやわらかな口当たりに。皮までまるごと凍らせるので、皮と果肉の間にある栄養もいただけます。

おかだ屋のおいも

  • 京都市北区紫野東泉堂町12-6
  • TEL.075-203-9670
  • 11:00~18:00
  • 月木休
  • 地下鉄「北大路」駅下車、市バス「北大路バスターミナル」停から1号で「紫野泉堂町」停下車、徒歩約3分

(記事元:「シティリビング京都」2022年10月28日号)