京都府京都文化博物館にて 入場無料
西陣織や京友禅、京焼・清水焼といった京の伝統工芸品。〝匠の技〟で生み出されるそれらが一堂に集まる「京の名工展」が、2022年10月19日(水)~23日(日)に催されます(午前10時~午後5時、最終日は4時まで)。入場無料。主催は京都府、京都府匠会。
同展は二つの作品展で構成。「京都府伝統産業優秀技術者作品展」では、長く京都の伝統産業に関わり、高い技術でその発展を支えてきた職人たちが手がけた作品が展示されます。
もう一つは「京の若手職人『京もの認定工芸士』作品展」。受け継がれた伝統の技と新しい感性で作られた作品が並びます。
「京の名工」から直接話が聞ける「列品解説」も実施。日替わりで「京仏壇、京仏具」「京人形」「西陣織」「京漆器」「京焼・清水焼」などの〝匠〟が登場し、それぞれ作品について解説してくれます。午前11時からと午後2時からの各日2部制。※2022年10月22日(土)は午前10時30分からと午後1時30分から
また、2022年10月23日(日)正午には「京もの認定工芸士」たちによるトークセッションが開催されます。
熟練の技を見学できる「制作実演」や「制作体験」(有料)のコーナーもあります。
同展の詳細は「京都府の伝統産業」ホームページを参照。
列品解説スケジュール
●2022年10月19日(水)
1部「京仏壇、京仏具」
2部「京友禅、京小紋」
●2022年10月20日(木)
1部「京人形」
2部「京鹿の子絞」
●2022年10月21日(金)
1部「西陣織」
2部「京漆器」
●2022年10月22日(土)
1部「京繍、京房ひも・撚ひも」
2部「京焼・清水焼、造園」
【実演】「京くみひも」
【体験】「京指物」
●2022年10月23日(日)
1部「京くみひも」
2部「京の神祇装束調度品」
【実演】「京鹿の子紋、京仏具(蒔絵)」
〈会場〉
京都府京都文化博物館5階
(中京区高倉通三条上ル、地下鉄「烏丸御池」駅5番出口から徒歩3分)
〈主催・問い合わせ〉
京都府、京都府匠会(染織・工芸課内)
上京区下立売通新町西入ル
TEL:075(414)4858
(2022年10月8日号より)
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