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ファッションとの合わせ方って？

全体の素材感とテイストを合わせて

「ブラウスとパンツ、またはフレアスカートといったきれいめスタイルには光沢のある上質な生地の帽子、というように、服装と同じ素材感やテイストを選んで」とみすみさん。「夏の定番・麦わら帽子なら、編み目が粗いものより細かいものの方が上品。タウンスタイルにも合いますよ」

／ 顔周りだけカジュアル？ ＼
綿や麻の素朴な帽子だと、
きれいめな服装にはミスマッチ

脱ぐと髪がペチャンコに…

ピタピタはNG。ゆとりあるデザインを

HNさんにかぶってもらったのは頭頂部がふんわりしたキャスケット。「上部やサイドにゆとりがある帽子なら髪がつぶれにくいです。重いもの、風通しの悪いものもさけて」（龍口さん）

＼ これもオススメ ／

かぶり口内側のベルトがなく、ゆるやかな形で開放感たっぷり（☆）

サイドのギャザーでゆったりラインに。裏はメッシュで蒸れ防止（☆）

頭の大きさや顔の形に合うものが見つからない

形とボリュームで小顔効果をねらって

「頭が大きい、ハチの張った人にはくびれが少なくなだらかなラインのタイプがおすすめ。帽子にボリュームがあると小顔に見える効果も」（龍口さん）。標準サイズがきつい場合は、「大きめを探すのが基本ですが、百貨店の男性帽子売り場もおすすめです。メンズは大きめサイズが多く、女性も似合うデザインがありますよ」（みすみさん）

ゆるやかに裾に広がる形で、ハチ張りさんにもかぶりやすい（☆）

つばに境目がないチューリップハット。生地のボリューム感で頭の大きさをカバー（☆）

顔の形にとらわれず、いろいろと試着して

「丸顔には丸いクラウン（頭を入れる部分）、角ばった顔には四角いクラウン、など顔の形と合わせるのが基本。でも、似合うかどうかは形・色・素材・飾りの総合で決まります。かぶり方の深い・浅いでも印象は変わるもの。先入観を持たずいろいろなタイプを試してみて」（みすみさん）

／ なんだかしっくりこない… ＼
右のカンカン帽のように形がはっきりした帽子より、左の麦わら帽子のようにやわらかく変形できるなど〝あいまいな形〟のほうが多くの顔型に合いやすいそう（♡）

帽子をかぶると老けて見える

ベージュと黒に注意。肌が明るく見える色を

「年齢を重ねるとベージュの帽子は顔がくすんで見え、黒は色がきつく感じることも。肌に合うピンクベージュ、薄いグレーやラベンダーなどは顔を明るく見せてくれます」（龍口さん）。「彩度が高めの色で上質なものを選んで」（みすみさん）

年齢を問わず似合う人が多いというラベンダー色をグラデーションに（☆）

／ ベージュは選びがちだけど…？ ＼
ベージュは無難だれど、色合いによっては
肌がくすんで見える場合も（☆）

自転車に乗ると風で飛ぶ！

つばが短くて柔らかいものを

「サイズが小さすぎる、大きすぎる帽子は飛びやすいです。風の抵抗を受けにくいのは、つばが短くて柔らかなもの。つばが長くてもロールアップできるといいですね。好みの帽子用ストラップで対策をしても」（みすみさん）

つば短め、やわらかく頭にフィットするチューリップハット（♡）

つば広で飛びやすい帽子でも、つけ外しできるリボンストラップでおしゃれに風対策（♡）

つばに挟むだけのアクセサリーのようなストラップも（♡）

汗などで蒸れて不快…

通気性のよさを重視して

「綿は汗を吸いますが乾きにくいです。蒸れやすい人は目が粗く空気を通すもの、透ける素材やメッシュ素材を選びましょう」（龍口さん）

全体の透け感が涼しげな帽子は絹を織りあげたもの（☆）

＼ これもオススメ ／

麻混の粗めの織り地。裏はメッシュ張りの工夫も（☆）