ひとり時間を充実させる京都のブックカフェ

2022年3月2日 

シティリビング編集部

ひとり時間を充実させる京都のブックカフェ

本を読みふけったり、食事を楽しんだり。ひとりの時間をゆっくり過ごせるブックカフェを4軒紹介します。それぞれの個性が光る本のセレクトに、思いがけない出合いがあるかも。

※掲載写真のメニューはいずれもテイクアウト可 撮影/三國賢一

京町家でくつろぎながらチョコミントスイーツを

時間を忘れて読書に没頭できそうな空間

西陣の住宅地にひっそりとたたずむこちら。京町家を改装した空間には、靴を脱いでくつろぎながら読書できるスペースも。漫画や芸能人のエッセイといったポップカルチャー本、ネコ本などがそろう本棚は眺めているだけでも楽しそう。全国からチョコミント好きが集まるという、看板メニューのスイーツもお見逃しなく。

秋冬限定の「チョコミントザッハトルテ」(600円)は爽やかな甘さ

Cafe 1001

  • 京都市上京区泰童町288
  • TEL.075-406-0738
  • 12:00~18:00(LO17:00)
  • 不定休
  • 地下鉄「二条」駅下車、市バス「二条駅前」停から201号で「千本中立売」停下車、徒歩約5分

まるで秘密基地 半地下の書庫にドキドキ

クラシカルで落ち着いた雰囲気の1階

2021年9月、川端二条にオープン。1階は、ヨーロッパ史に詳しい店主が集めた歴史書や文学全集、美術本、写真集などがそろいます。注目は、秘密基地のような半地下の書庫。映画、プロレス、漫画のほか、世界の革命家・思想家にまつわる本とマニアックな品ぞろえ。ポーランドに在住歴のある、店主夫妻による本場仕込みのポーランド料理も人気です。

壁一面の蔵書に圧倒される地下書庫
「コーヒー」(450円)はポーランド食器がキュート

MAX1921 BOOK CAFE

  • 京都市左京区二条通川端東入新先斗町136-1
  • TEL.075-708-2289
  • 10:00~18:00
  • 月水木休
  • 地下鉄「三条京阪」駅から徒歩約8分

ユニークなセレクトの本をおこもり気分で楽しんで

「屋根裏編集室」は3席

書店とカフェがひとつに。1階で購入した本は、2階のカフェに持ち込むことができます。おすすめはカフェ最奧の「屋根裏編集室」と名付けられたカーペット席。クッションに身を委ね、おこもり気分で静かに過ごせそう。カフェのみの利用可。「恋がしたくなる」「秘密結社になる」など、ユニークなテーマで選書した本棚「天狼院の処方薬 よみぐすり」コーナーも人気です。

さまざまなジャンルの本が独自の分類で並ぶ本棚
「オリジナルブレンドコーヒー」(528円)は、店をイメージして豆をブレンド。ベリーのような甘酸っぱい風味が特徴

京都天狼院

  • 京都市東山区博多町112-5
  • TEL.075-708-3930
  • 12:00~20:00
  • 木休
  • 地下鉄「四条」駅下車、市バス「四条烏丸」停から201号で「四条京阪前」停下車、徒歩約3分

仕事終わりに立ち寄って〝ちょい飲み、ちょい読書〟を

みんなでテーブルを囲むスタイルになってます

元国語教師のオーナーが「地域のサードプレイスを作りたい」と始めた同店。哲学系の硬派な本からエンタメ小説、絵本まで幅広いラインアップ。本の貸し出しもあり。夜は地元民に親しまれる居酒屋に。仕事終わりに立ち寄り、〝ちょい飲み、ちょい読書〟を楽しんでもいいですね。

「キムチチヂミ」(500円)など家庭的な韓国料理がお酒のアテにもぴったり

Books×Coffee sol.

  • 京都市南区東九条西岩本町16-2
  • TEL.075-200-6855
  • 17:00〜22:00(金曜は〜24:00)、土曜14:00〜24:00(日曜は12:00〜)
  • 月木休
  • 地下鉄「京都」駅から徒歩約5分


(記事元:「シティリビング京都」2022年2月25日号)