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<大人タノシ>Special interview 俳優・タレント 小川菜摘さん

2021年12月3日 

リビング編集部


12月11日(土)から大阪松竹座で上演される、「大阪環状線 大正駅編」。主人公の母親で、沖縄居酒屋の女将さんを演じるのが小川菜摘さんです。舞台にのぞむ意気込みを聞きました。

文:あさかよしこ 撮影:福森クニヒロ

「年なんか忘れて挑戦していきたい。よし、できる、やっちゃおうって!」

舞台「大阪環状線 大正駅編」はリトル沖縄と呼ばれ、川と海に囲まれた街・大正に住む人々の、ふれあいの物語。小川菜摘さんは、主人公の亮太の母親で、陽気で気のいい麗(うらら)を演じます。

「人々の絆や、若者たちの恋愛・友情など、どこの街にもあるような、とても親近感の湧くお話です。沖縄の伝統芸能であるエイサーと吹奏楽の演奏もにぎやかで、今からとても楽しみです」

そう語る小川さんのデビュー作は、「15歳の時に初めて受けたオーディションで合格した、ドラマ『ゆうひが丘の総理大臣』」でした。「もともと舞台に立つのが夢でしたので、演技の勉強をするために文学座研究所の試験を受け、一年在籍しました。同期に渡辺徹さんがいらっしゃいます」

その後、小川さんは持ち前の明るさと、テレビの生番組などで培われたとっさの機転や瞬発力をいかして、幅広い分野で活躍。

しかし、「家庭と子育てを優先させるため舞台の仕事だけは26年間、自分の中で封印しました。そんな中50歳の時、俳優の渡辺いっけいさんに誘っていただき、ようやく舞台復帰ができ現在に繋がっています」。 

マルチな活躍ぶりをみせる小川さんは、来年、還暦を迎えます。

「興味のあることには今まで通り、思い切って挑戦していきたい。もし、思い通りにいかなくても、行動したことは今後の自分への励みになるし、努力は裏切りませんから。年なんか忘れていいんですよ!

よし、できる。やっちゃおうってね」

■ profile ■
東京都出身。1978年女優デビュー。1980年に文学座研究所に入所。現在は吉本興業に所属。女優、タレントとしてテレビ、舞台などに出演、ライフスタイル本も出版するなど幅広く活躍中。夫は芸人の浜田雅功。

「大阪環状線 大正駅編〜愛のエイサー プロポーズ大作戦」

制作発表会にて

「大阪環状線 大正駅編〜愛のエイサー プロポーズ大作戦」は、12月11日(土)〜25日(土)、大阪松竹座にて公演。出演は今江大地(関西ジャニーズJr.)、阿部純子、小川菜摘、小柴陸(関西ジャニーズJr.)ほか。一等席(1万円)、二等席(6000円)。問い合わせは、チケットホン松竹=TEL:0570(000)489=へ

(2021年12月4日号「大人タノシ」より)