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清水産寧坂に和菓子店「伊藤軒/SOU・SOU清水店」がオープン

2021年9月24日 
産寧坂にオープン 画像提供:伊藤軒/SOU・SOU清水店

2021年9月15日、清水産寧坂に「伊藤軒/SOU・SOU清水店」がオープンしました。

老舗和菓子店とテキスタイルブランドがコラボレーション

店に入ると、駄菓子屋を思わせるどこか懐かしいショーケースがお出迎え

産寧坂の石畳の階段途中にある同店。趣きのある店構えですが、一歩中に入ると、明るくポップな空間が広がっています。

こちらでは京都の老舗和菓子店「伊藤軒」とテキスタイルブランド「SOU・SOU(ソウソウ)」によるコラボレーションから生まれた、和菓子やドリンクを味わえます。

「敷居が高いイメージの和菓子をおいしくて、かわいくて 、どこかなつかしいお菓子」にすることを目指したという同店。内装やお菓子のデザインはSOU・SOU、味は伊藤軒と互いのブランドの魅力を生かしています。「若い人にも気軽に親しんでもらえたら」とは、伊藤軒担当者の言葉です。

ショーケースで一際目を引くのは、1から10の数字を形どったカステラです。これはSOU・SOUの代名詞ともいえる「SO-SU-U柄」をモチーフにしているそう。ほかにもテキスタイルデザインを表現したそばぼうろ、焼き菓子、干菓子などが揃います。

見た目はユニークですが、その味は職人が細部までこだわって作りあげた本格的な和菓子ばかり。手土産にしても話の種になりそうですね。

店舗限定のテイクアウトメニューも充実

左奥から時計回りに「コーヒーぜんざい」(500円)、「琥珀サイダー ゆず味」(500円)、「SO-SU-U・カステイラ 生クリーム添え」(500円)

テイクアウトメニューは「SO-SU-U・カステイラ 生クリーム添え」、「琥珀サイダー ゆず味」といった清水店限定品や、コーヒーなどのドリンクがラインナップ。

看板商品の「SO-SU-U・カステイラ 生クリーム添え」は、卵の優しい風味が感じられるしっとりしたカステラに、甘さ控えめの生クリームをつけて味わって。パステルカラーがかわいらしい「琥珀サイダー ゆず味」は、乾燥前の琥珀糖が入っており、ゼリーのようなとろりとした食感です。

一番人気の『串和菓子』は一口サイズの上生菓子が串団子のように並んでいてキュート。コーヒーとの意外なペアリングも楽しめます。持ちやすく、手を汚さず食べられるのもポイントです。

店奥には坪庭に数字のパネルが飾られたフォトスポットも。店前の産寧坂と合わせて撮影すれば、散策の思い出になりそう。

「串和菓子」(各500円。右が通期、左が秋限定)

伊藤軒/SOU・SOU清水店

京都市東山区清水3丁目315
TEL:0120(929)110
午前10時〜午後6時(時期、状況により変更あり)、無休
https://www.sousou.co.jp/?mode=f202