“京”が薫るアイスもなか

2021年8月4日 

シティリビング編集部

年齢を問わず人気のアイスもなか。今回は、抹茶や豆腐など京都らしさが薫る商品を集めました。テイクアウトで楽しんで。

撮影/二階堂直敬

自家製豆乳を使ったアイスは
小豆がアクセントに

「豆乳モナカアイスクリーム」(1個300円)

音羽山の伏流水を使った、さまざまな豆腐が好評のお店で購入できるこちら。自家製の豆乳を使用しているというアイスは、滑らかな舌触り。甘さが抑えられていて、さっぱりとした味わいです。甘~い小豆がアクセントになり、最後まで飽きずに食べられそう。

京とうふ かわむら

  • 京都市山科区椥辻東浦町60番地
  • TEL:075-581-2503
  • 9:00〜17:00
  • 日祝休
  • 地下鉄「椥辻」駅から徒歩約4分

コロンとした形も愛らしい
夏ならではの〝甘栗〟

「栗あいす最中」(1個250円)

京都ではおなじみ、甘栗の老舗で見つけた、コロンとしたクリの形も愛らしいもなか。割ってみると、粗くきざんだものやペースト状にした、同店自慢の香ばしい甘栗が。クリーミーなバニラアイスとも相性良し。夏ならではの〝甘栗〟を味わって。

林万昌堂 四条本店

  • 京都市下京区四条通寺町東入ル御旅宮本町3番地
  • TEL:075-221-0258
  • 10:00〜19:00
  • 1/1休
  • 地下鉄「四条」駅から徒歩約9分、または市バス「四条河原町」停から徒歩約1分

たっぷりあんこと
自家製求肥で食べ応えも

「あいす最中」(1個350円)

もなかの種(皮)を作り続けて70年。店内の工房でつくられる種は香ばしく、パリパリの食感。3種のミルクがブレンドされたアイスクリームの下には、やわらかな自家製求肥にたっぷりあんこが。持ち帰り時間は20分まで。早めに食べて、種の香ばしさを堪能して。

種嘉商店 京都最中

  • 京都市中京区車屋町通二条下ル仁王門突抜町317
  • TEL:075-201-3016
  • 11:00〜17:00
  • 木金土休
  • 地下鉄「烏丸御池」駅から徒歩約3分

ねっとり濃厚な
黒ごま豆腐の風味がギュッ

「黒ゴマ豆腐のアイス最中」(1個300円)

90年続く豆腐店で人気という「黒ゴマおぼろ」がアイスに! 黒ごま豆腐の豊かな風味とねっとり感はそのままに、もなかと合わせて甘さ控えめな、ひんやりとしたスイーツになっています。ごま豆腐好きはもちろん、ヘルシーなアイスを探している人はチェックを。

京とうふ 並河商店

  • 京都市下京区東洞院通正面上ル筒金町50
  • TEL:075-371-1722
  • 6:00〜20:00
  • 日祝休
  • 地下鉄「五条」駅から徒歩約5分

宇治抹茶たっぷり
日本茶専門店ならではの味わい

「宇治金アイスもなか」(1個330円)

宇治抹茶の甘味やうま味、渋味がしっかりと感じられて、後味すっきり。それもそのはず、日本茶専門店が手掛けているんです。クリームや砂糖の濃さに抹茶が負けないよう、全体のバランスを調整しているとか。丹波産大納言小豆も程よい甘さです。

日本茶専門店 竹村玉翠園

  • 京都市左京区吉田本町26番地9
  • TEL:075-771-1339
  • 9:00〜19:00
  • 日祝休(祝は営業の場合あり)
  • 地下鉄「今出川」駅下車、市バス「烏丸今出川」停から203号で「京大農学部前」停下車、徒歩約2分

(記事元:「シティリビング京都」2021年7月30日号)