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河原町二条に新ホテルオープン。一筆箋から始まる新たな〝京都の物語〟

2021年6月18日 

2021年6月18日(金)、河原町二条に「HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテル」がオープン。「まだ知らない京都という物語」に出合えるホテル、がコンセプトのこちらを、メディア向け発表会で体感してきましたよ。1階のパティスリー「松也-MATSUNARI-」にも注目です。

部屋では靴をぬいくつろいで

ダブルベッドの客室。「一保堂」のお茶も用意されているそう

インテリアの根幹にあるのは日本に息づく「重ね」の文化。客室も和と洋、木と鉄、箔など異なる要素が調和しています。ほとんどの客室に琉球畳が敷いてあり、靴を脱いでくつろげるのもうれしいところ。2部屋あるスイートルームからは東山の緑を楽しむことも。

地下からくみ上げた清水を沸かした半露天風呂やフィットネスジムも完備。宿泊者は自由に利用できます。

自分らしい旅のヒントが見つかる〝チャプターファクトリー〟

1階には、一筆箋がずらりと並ぶチャプターファクトリー。自分でも旅の思い出を書くことが可能

同ホテルのほかにはない特徴が、1階の〝チャプターファクトリー〟。壁にずらりと並ぶのは〝手のひら一筆箋〟です。ライターや和尚など、京都に詳しい人たちのとっておきのスポットや一品がそれぞれの思い出とともに紹介されています。ガイドブックとは違うリアルな京都の魅力が伝わってきて、地元の人も新たな発見がありそう。

実体験に基づく街の情報は、旅をより深いものに
ずらり並ぶ一筆箋

このコーナーには〝チャプターガイド〟と呼ばれるスタッフもいて、旅のプランニングのサポートをしてくれます。自身の京都の思い出を一筆箋に書いて投稿することもできるそう。内容はコーナーに設置されたタブレットに反映されるので、次にホテルを訪れる人の新たな旅のきっかけになるかも。

あんことチョコレートの融合で生まれるオリジナルスイーツ

1階のパティスリー「松也-MATSUNARI-」では、海外でも経験を積んだ松岡誠也さんによるスイーツが味わえます。今回は3種を試食。

3種を試食。手前がわらび餅(1日の個数限定)、奥の右がマドレーヌの「鯛焼き」。左はホワイトチョコバターとこしあんがサンドされた「あんぱん」は290円

日本古来の「重ね」の文化を、あんことチョコレートの和洋のコンビネーションで表現したという松岡さん。阿蘇の本わらび粉を使用したわらび餅(390円)は持つのが難しいくらいの驚きの柔らかさです。さらに口に入れてもサプライズが。ラズベリーパウダーの酸味とカカオパウダーの風味が広がり、中にはこし餡とミルクチョコキャラメル。「和菓子?洋菓子?」どちらとも言えない新しいおいしさです。

京都産の小麦粉、大納言小豆、白あんなどを使用したマドレーヌには「鯛焼き」のネーミングが。丸い形に鯛をかたどった抹茶のチョコでコーティングされています。チョコは季節によって変わるそう。1個390円。

これらの焼き菓子はイートイン、テイクアウトが可能。また、イートインではパフェや夏ならかき氷といったメニューのほか軽食も楽しめるそうですよ。夜はバー使いも。新感覚のおいしさを味わってみては。

「HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテル」

京都市中京区河原町通り二条上ル清水町341
TEL:なし
Webサイト:https://kyoto.hiyori-chapter.jp/
「松也-MATSUNARI-」モーニング 7:00~、ダイニング 7:00~23:00