梅雨の時季の風物詩・アジサイ。ピンクや紫などの鮮やかな色彩を見ると、雨の日のゆううつな気分をパッと晴れやかにしてくれそう。
※文中の見ごろは例年の場合、天候によって変わります
重要文化財の庭園に映えるカラフルな色合い
下鴨神社の南。豪商・三井家の別邸は、国の重要文化財にも指定されています。見どころは、造園職人が手掛けた美しい庭園。この時季、庭園の西南側約270㎡の広さに「あじさい苑」が設けられ、ガクアジサイやヤマアジサイなど、4000株ほどが鑑賞できます。鮮やかな色合いは手入れの行き届いた庭園にも映え、見ているだけで癒やされそう。
旧三井家下鴨別邸
- 京都市左京区下鴨宮河町58番地2
- TEL:075-366-4321
- 開館時間/9:00~17:00閉門(16:30受け付け終了)
- 入館料/500円
- 水休
地下鉄「京都市役所前」駅下車、市バス「京都市役所前」停から205号で「葵橋西詰」停下車、徒歩約5分
金堂の裏手を彩る赤や青に地元民も癒やされる
東山区にある、真言宗智山派の総本山。約250株のアジサイが見られるのは、金堂の裏手。この場所は拝観料が不要で、地元の人たちの散歩コースにも。石畳の散策路もあり、6月下旬から7月上旬の見ごろの時季には、早朝などにゆっくりと楽しむ人が多いよう。写真コンテストも開催されています。応募は2022年2/28(月)まで。
智積院
- 京都市東山区東瓦町964番地
- TEL:075-541-5361
- 収蔵庫・名勝庭園/9:00~16:00
- 収蔵庫・名勝庭園拝観料/500円
地下鉄「京都」駅下車、市バス「京都駅前」停から206号で「東山七条」停下車、徒歩約3分
約18000株が咲き誇る、新名所として話題
地元で〝アジサイの新名所〟として話題に。京都市南部クリーンセンターの入り口より左手側から始まる「アジサイの小径」に約18000株が植えられ、手まり状に咲くセイヨウアジサイ、ヤマアジサイなど約8品種が鑑賞できます。同センター内、環境学習施設「さすてな京都」では、6月の土日にアジサイに関するプログラムも開催予定とか。
京都市南部クリーンセンター環境学習施設「さすてな京都」
- 京都市伏見区横大路八反田29番地
- TEL:075-606-2548
- 9:00~17:00
- 水休(祝日の場合は翌平日休)、年末年始
- 無料
地下鉄「竹田」駅下車、市バス「竹田駅東口」停から81号で「西大手筋」停下車、20号に乗り換えて「南横大路(さすてな京都前)」停下車、徒歩約5分
希少な品種とそびえ立つ木々との共演
洛北の豊かな自然に包まれる、三千院門跡とも呼ばれるこちら。「あじさい苑」は金色不動堂へ向かう杉木立の参道に。1000株以上のアジサイが植えられ、6月中旬、早咲きのコアジサイから始まり、花弁が星形で〝幻の花〟とも呼ばれる希少なシチダンカ、ヤマアジサイ、ガクアジサイと順に咲き、7月を過ぎても楽しむことができます。
三千院
- 京都市左京区大原来迎院町540
- TEL:075-744-2531
- 拝観時間/9:00~17:00
- 拝観料/700円
地下鉄「京都国際会館」駅下車、京都バス「国際会館駅前」停から19号で「大原」停下車、徒歩約10分
生い茂る緑とのコントラストも印象的
春は桜、秋は紅葉の名所として大勢の人が訪れる、約2kmの散策路。6月下旬から7月初旬ごろは、ところどころに咲くアジサイを見ながらのんびりと歩けそう。特に雨の日は、生い茂る緑の中にガクアジサイなどのカラフルな色が印象的に見えて情緒もたっぷり。途中、大豊神社など地元で知られるアジサイスポットに立ち寄るのもおすすめです。
哲学の道
- 京都市左京区、白川通今出川・浄土寺橋~冷泉通・若王子橋の疏水両岸の小道
〈北側から〉
地下鉄「今出川」駅下車、市バス「烏丸今出川」停から203号で「銀閣寺道」停下車、徒歩すぐ
〈南側から〉
地下鉄「丸太町」駅下車、市バス「烏丸丸太町」停から204号で「東天王町」停下車、徒歩約9分
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