4月29日、中京区の麩屋町通六角上ルにカフェを併設する日本茶サロン「麩屋柳緑(ふやりゅうりょく)」がオープン。京都府の最南端にあり、府で唯一の村「南山城村」のお茶が街なかで気軽に楽しめるようになりました。
やさしい甘さの村茶を堪能
「茶葉に親しみ、茶葉からお茶を楽しむ」をコンセプトにした同店。1階は南山城村のアンテナショップとして、道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」の人気商品が揃います。
南山城村は茶どころとして知られ、村茶(むらちゃ)は京都府茶品評会の煎茶部門で20年連続1位を受賞しています。同店で購入できるお茶も煎茶や玉露など親しみのあるものから、珍しい和紅茶まで種類豊富。また、日本茶インストラクターの資格を持つスタッフが村茶の特徴や、製法ごとの風味の違いを丁寧に教えてくれます。
「村茶は甘みと旨みが強く、やさしい味わい。ぜひいつものお茶と飲み比べてみてください」と同スタッフ。お試しサイズ(各5g、170円)もあるので、好みのお茶を探してみては。
テイクアウトの「村抹茶ソフトクリーム」(500円)は、春摘み抹茶ならではのほのかな苦味とさわやかな香りが口の中に広がります。
濃厚な「むらちゃプリン」(480円)や「むらちゃジャム」(1080円)など、村茶の風味を生かしたスイーツも。ちょっとしたおもたせにも喜ばれそうです。
ここでしか味わえない抹茶スイーツ
2階はカフェ「naturam RYU-RYOKU by Kazuya Sugiura」。東京にあるフレンチレストラン「naturamu(ナチュラム)」のオーナーシェフ・杉浦和哉さんが手掛けたスイーツと村茶のマリアージュを楽しめます。
こちらでしか味わえないのが、南山城村の茶葉をふんだんに使用した「RYU-RYOKU」(1650円)です。濃厚な抹茶テリーヌはとろけるような口どけで、美山ミルクのアイスクリームがその風味を引き立てます。
日本各地を歩き、食材と生産者の思いを料理に込めてきた杉浦さん。今回も村に足を運び、茶畑風景からインスピレーションを受けたそう。「これだけお茶と向き合ったのは初めて」と話すほどの一皿です。
期間限定のあまおうイチゴを使ったスイーツ「ICHIGO-ichie」(1800円)も登場。濃茶のシロップをかけることで、甘酸っぱさの中にほろ苦い余韻が生まれる上品な味わいです。
カフェは現在予約制とのこと。カウンター15席。来店前はホームページまたは公式Instagramから予約を。
麩屋柳緑(ふやりゅうりょく)
京都市中京区麩屋町通六角上ル白壁町439
TEL:075(201)7862
https://ryu-ryoku.kyoto/
Instagram:@fuya_ryu_ryoku_kyoto
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