かけいぼ診断 9月12日号

2020年9月11日

リビング編集部

ファイナンシャルプランナーが家計簿をチェック、家計のいろんな悩みにお答えします。
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残業代がなくなり、家族全員の在宅で食費急増。外食は全くしません。食費はどれくらいが適切? 節約のアドバイスも。

母50歳(会社員)  子17歳(高校生)・20歳(大学生)

年間ベースで支出が把握できており、お子さまたちの大学用教育費は確保済み。貯蓄額をみても、計画的に家計を運営されてきたことが分かります。生活費も、ほぼ無駄がありません。

まず、気にされている食費について。1カ月の目安は、大人1人あたり1万5000〜2万円。ご相談者の場合、3人で6万円以内が理想ですが、お子さまたちは食欲旺盛な時期ですし、ひとまず現状から1万円のカットを目指しては。

おすすめの節約術は、食費を1週間分ずつ管理する方法です。1カ月7万円なら、1週間分の予算は1万6000円。忙しいと買い物のつど思いつきでいろいろと買い込みがちですが、予算は必ず守ること。買い物は、リストを作って必要なものだけを購入することで、ムダ遣いが防げる上に買い物の時短に。封筒などで現金を小分けにしたり、3〜4日分の献立を組み立て食材を上手に使いまわすアイデアも。

加えて、セカンドライフの計画も立てておきたいところです。65歳まで勤務した場合、公的年金の手取り額は年間でおおむね150万円程度。お子さまたちが独立し、1人暮らしの年間の生活費を240万円とすると、90万円の不足となり、65歳から25年間で2250万円の不足。老後資金の目標は、余裕を持たせて2500万円となります。退職金200万円を見込み、65歳までに貯蓄があと500万円増やせるかがポイントです。現在の年間の平均貯蓄額は65万円とのこと。養育費が約2年後になくなることも考慮し、貯蓄計画を立ててみてください。

賃貸の場合、長く住むほど住居費の負担が膨らみます。老後は、公営住宅など、家賃を下げる方法も検討してみてはいかがでしょう。

ファイナンシャルプランナー
薮内 美樹さん

(2020年9月12日号より)

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