京都の書店員やカフェ店主がおすすめの本を紹介。
すてきな一冊に出あえそう!
素朴な疑問を一緒に考える 父と娘の心の会話
装丁家の矢萩多聞さんと当時8歳の娘つたさんの往復書簡のような本。
娘からの「美しいってなんだろう?」という素朴な質問を一緒に考えたいとの思いから始まった、父と娘の文章による交流。
少年時代、皿の上で魚の骨を美しく並べたという多聞さんが全てのものは美しさを隠し持っていると書くと、つたさんはニトリで買った皿がいかに素晴らしいかを書くなど、子どもならではの真っすぐな言葉で返答していきます。
この本を読んでいると父が娘に美しさだけでなく、美しさを通じて人生の大切な何かを伝えようとしていることがよく分かります。父と娘が美しさを通じて行った心の会話を、ぜひ味わってみてください。
■本の紹介者
エレファントファクトリーコーヒー
畑啓人さん
(2022年7月16日号より)
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