【コレ読んで!】好奇心を〝天職〟に変える 空想教室

2020年7月3日 

リビング編集部

京都の書店員やカフェ店主がおすすめの本を紹介。
すてきな一冊に出あえそう!

好奇心を〝天職〟に変える 空想教室
植松努 サンクチュアリ出版(1375円)

町工場のロケット開発者が伝えたい、夢への挑戦

本書は北海道の小さな町工場でロケット開発を行っている経営者のメッセージが詰まった一冊です。
誰もが子供の頃抱いていた夢。しかし、大人たちに「どうせ無理」と諦めさせられたという経験を、一度はしたことがあるのではないでしょうか?

著者もその一人でしたが、夢は「はかなく叶わないもの」という日本の教育に疑問を抱き、憧れ続けることで夢をかなえてきました。

これからの時代は夢が必要で、「どうせ無理」と夢を奪うのではなく「こうしてみれば」と応援してあげるだけで世界はもっと良くなると著者は訴えるのです。
この本を読めば、忘れかけていた夢に再び挑戦したくなるはずです。

■本の紹介者
ことばのはおと
中村仁さん

http://www.kotobanohaoto.net/

(2020年7月4日号より)