美味しく食べよう残り福豆

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大好チヨ子プロフィール
2021年2月26日 

京都に30年近く住んでいるのに、数年前に初めて松尾大社で京都の「節分祭」を体験しました。厳かな神事と、その直後「豆まき」で繰り広げられた福豆争奪戦でのギャップのおもしろさにハマり、福豆をキャッチしながらお腹の底から笑いがこみ上げ本当の意味で「福」を頂いて帰ったものです。
何が面白いって、豆を奪い合う群衆に笑いながら豆をまいていた方々の目線で想像したら…それはもう芥川龍之介の蜘蛛の糸を垂らすお釈迦様の様だなぁと、豆の飛び交う中でふと我に返ったわけです。

とまぁ、季節のイベントにようやく目覚めたのですが、残念ながら今年は自宅にて節分メニューと控えめな豆まきを行いました。今は成人ばかりの家族なので地味な儀式。そして、豆が余ります。私も結構な年齢になったので、素の福豆を食べるのにも飽きます。試しにアレンジしたところ家族に好評だったのがこれ。

(注)枡は過去に松尾大社の初詣のときに購入したものです。

2月はバレンタインシーズンなので「福豆チョコ」を作ってみました。

湯煎したチョコ福豆を加えて混ぜ、オーブンシートの上に一口大で垂らして冷やし固めるだけ! 福豆は煎り大豆なので、香ばしくてカリコリと歯ごたえが良くなかなか合います。残っている豆の量に応じてチョコの分量を調節したり、ドライフルーツやほかのナッツ類を一緒に混ぜても良いですね。

もう一つは「福豆ご飯」

通常の炊飯の時に、福豆米1合に対し小さじ2分の1の塩を加えて炊くだけです。こちらも香ばしくてほんのり塩味で、豆が少し軟らかくなり素の福豆と違った味が楽しめます。

折角の福豆ですから、残さず頂いて、1年の厄災を吹き飛ばしましょう!!
来年は「節分祭」にも行けますように…。

プロフィール

大好チヨ子

在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。