みなさん、こんにちは。KAROです。10月は「食品ロス削減月間」です。今回、京都リビング新聞社と京都市がタイアップし、食品ロスを減らす取り組みを行っていくということで、WEBフレンドの私も「家庭の食品ロス削減レポート」に参加しています。
我が家では、主に肉・魚類は定期宅配の共同購入で冷凍品を利用し、野菜はスーパーで購入。買い物に行く前に家にある食材で作れる献立を決め、足りない食材をスーパーで購入しています。
このようにすると、肉や魚、野菜などはほとんど消費(賞味)期限切れになることはありません。
ところが肉や魚以外では、意外と消費(賞味)期限切れの食品が見つかりました。
我が家では、近所に住む実家の両親から果物やお菓子のおすそ分けが週に1~2回あります。それらの存在を忘れて、ずいぶん経ってから冷蔵庫の奥やお菓子の箱から発見されることも時々ありました。
今回は余りがちなお菓子と果物を利用して、家族が大好きなスイーツを手作りしてみましたのでご紹介します。
食品ロス削減の妙案?「なんちゃってティラミス」
今回活用した賞味期限間近の食材は「味噌せんべい」と「キウイ」です。「味噌せんべい」は実家からの頂き物。いつか食べようと思いお菓子の箱に入れたまま、賞味期限が近づいてきました。「キウイ」は自分で購入したのですが、同じ時期に実家からカキとミカンをたくさんもらったため、そちらの消費に気をとられ冷蔵庫の奥で忘れ去られていました。
この二つに加え、少しだけ料理の風味付けに使用し、残りがずっと冷蔵庫にあった「プレーンヨーグルト」も利用して作れるのが「なんちゃってティラミス」です。
作り方はとても簡単。味噌せんべいをインスタントコーヒーに10分ほど漬け(写真①)、やわらかくなったら器の底に敷き(写真②)、その上に一晩水切りしたヨーグルトにホイップクリームと砂糖を混ぜた「ティラミスクリーム」を重ね(写真③)、ココアパウダーと小さく切ったキウイを載せてできあがりです。(写真④)
早速試食した家族は「お店のティラミスよりだいぶあっさりして食べやすい」「味噌せんべいとティラミスが合うのか心配だったけど、こくのあるコーヒースポンジのようで美味しかった」「キウイの甘酸っぱさがアクセントになってグッド」と好評でした。
家族みんなの意識改革で食品ロス削減
10月5日から18日まで2週間取り組む中で、生ゴミの量も記録したところ、取り組み前の1週間の量と比較して、2週間の平均で約3割ほど生ゴミを減らすことができました。今までは捨てていた野菜の皮や芯を極力使うようにし、また捨てる前に水分をギュッと絞ることでも毎回数gですが減りました。皮や芯を料理に使っても家族は誰も気づかず、こんな簡単なことで食品ロスが削減できるんだ!と正直驚きました。我が家では私以外の家族も料理をするので、このことは家族全員に共有しました。
また、このレポートの第1回でお伝えした、賞味(消費)期限の近い果物やお菓子を知らせる「早よ食べコーナー」は、家族の間ですっかり定着し、特に果物においける消費の回転がとても早くなりました。家族も「『早よ食べコーナー』が空っぽになると達成感があるね」と言っていました。
第二回でもお伝えしたとおり「見切り品」の活用は、私にはあまり向いていませんでした。でも「見切り品」もすぐ食べれば十分美味しいし、うまく使えばとてもお得ということが分かり、たまには見切り品コーナーを覗いてみようかな、と思えるようになったことは大きな収穫でした。
「早よ食べコーナー」活用もあり、余計な果物やお菓子の購入が減ったおかげで、食費は以前と比較して1割ほど削減出来ました。
食品ロス削減というとすごく頑張ってやらなければいけないイメージでしたが、家族みんなで意識を変え、我が家に合ったやり方を工夫し、楽しく地道に進めることが大切だと感じました。この取り組みは今後も続け、更に食べ物を大切にする生活を心がけたいと思います。
京都市食品ロスゼロプロジェクト
プロフィール
KARO
在住エリア:京都市右京区
メインテーマ:知っているようで知らなかった京都のあれこれ/食に関すること
お散歩をきっかけに、近くにあるのに詳しく知らなかった素敵なスポットを再発見。寺社仏閣や公園、美術館、古墳など、京都の古くて新しい魅力を発信していきます。
料理が大好きなので、カフェやレストランなどの食に関する取り組みなどもご紹介していけたらと思います。
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