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のどかな里山の風景が広がる左京区大原。寂光院の近くにある完全予約制の古民家レストラン「わっぱ堂」さんは、地元・大原の旬の野菜を使ったランチをいただけるレストランです。

わっぱ堂さんの駐車場はお店から少し離れているため、車を止めてからお店まで10分ほど歩きます。里山の風情を感じられる小道をのんびり歩いていると、お店に到着。周りの景色に馴染む古民家のお店は、子どもの頃に遊びに行ったおばあちゃん家を思い出すような昔懐かしい雰囲気で、ほっこり和みます。

地元のもの、旬のものをいただくランチ

わっぱ堂さんは、完全予約制でランチのみの営業です。

提供されるお米やお野菜は、地元産のもの、有機栽培のものが使われています。また、店主さん自身がお野菜の生産・販売もされていて、メニューには生産者ならではの視点で旬の野菜がたっぷり使われています。

今回は週末にうかがったのですが、週末のランチコースは3500円の１種類。なお、苦手な食材やアレルギー等は予約の際、相談にのってくれます。

ランチの内容はお野菜中心ですが、お魚やお肉、デザートまでしっかりあるコースです。旬のものを優しい味付けでいただけるので、素材の味がしっかり感じられますし、季節感があって目にも楽しいランチでした。

提供時にお店の方がお料理について説明をしてくださるので、どういう料理なのか、どういう素材が使われているのかが分かって、とても興味深かったです。どのお料理も丁寧に作られていることがお店の方のお話から伝わってきて、より一層楽しんで食事ができました。

なかでも、古代米のあんかけごはんが私好みで美味しかったです。写真では分かりにくいのですが実は古代米の中に梅肉が入っていて、それが良いアクセントになってとても美味しかったです。

自然豊かな大原の地で美味しいご飯をいただく時間は、いつもよりゆっくり時間が進むような感じがして、肩の力を抜いて自然とリラックスした時間になりました。食事と風景の両方から自然の恵みを体と心にチャージする、素敵なランチタイムでした。

ちなみにお店の営業はランチのみですが、お店近くの「里の駅 大原」で毎週日曜日に開催されている「大原ふれあい朝市」では、わっぱ堂さんの自家製お野菜やお弁当を販売されているそうです。そちらも気になるので、今度頑張って早起きできたら朝市も見に行きたいなと思いました。