京都を楽しむ、生活情報サイト

まち歩きやボランティア活動などに出かける際、月に何度も利用している阪急電車。私はマルーンカラーのおしゃれな車両も好きで、休日には、梅田～京都河原町間走行、追加料金なしで乗れる雅な内装の「京とれいん雅洛」が次に発車するとわかれば、通常の電車を一本やり過ごして乗るなど、隠れ阪急電車ファンでもあります。

各駅ごとに設置された駅スタンプ

そんな阪急電車の各駅に駅スタンプがあるのは知っていたのですが、ある日最寄りの桂駅の図柄が「樫原の街並み」というのに偶然気付き、少し意外な気がしたのでした。

てっきり桂と言えば桂離宮デザインなのかな？と思い込んでいたので、それをきっかけに、「それならほかの駅は？」と確認したくなり、各駅スタンプの収集が始まったのでした。

各駅界隈の特徴を表す図柄

駅スタンプは改札内入ってすぐの場所に設置されているので、改札口付近の壁際などを探すと、紫色の案内プレートとスタンプ台がすぐに見つかります。

スタンプ台を見つけるまでに、図柄のデザインの予想をしたり…。

スタンプの図柄を確認すると、「確かにこの辺りは○○が有名だな」と、それぞれ納得のいくデザインになっていました。

京都河原町駅では、京都線の特大スタンプもあったので、一度に２スタンプ集まりました。

おそらくSNS上を探せば、すべての駅のスタンプがどんな図柄かわかるのでしょうが、ここは敢て、現地に行って初めて種明かし…がしたくて、出かけるたびにコツコツ集めていきました。

切り絵のようなスタンプのデザインもなかなかかわいらしいです。

各駅でスタンプ設置台を探しているうちに、なんだか、スタンプ台が私のことを待ってくれているようで、愛おしく思えてきたり…気のせいか？

デザインは名所だけでなく、大宮駅は「新選組」のスタンプでした。
そして、長岡天神駅は予想どおり。

今後も楽しみたいスタンプ集め

各駅のデザインはどうやって決まったのかと気になり、最寄り駅の窓口で尋ねてみたのですが、残念ながら謎は解明せず。人気投票だったのか、阪急の方が決められたのか、気になるところではあります。

駅スタンプは「阪急電車　京都線沿線まちあるき手帳」（京都線は2017年発売）というガイドブックのスタンプ欄に集められるようになっていたそう。そういえば本の表紙に見覚えがありましたが、現在は販売終了なので、私は小さなスケッチブックを御朱印帳のように持参して、集めて回りました。

今回は阪急電車の駅スタンプを集めてみましたが、博物館など各所でも記念のスタンプが設置されているのを見ることがあります。旅の記念に…来場の記念に…かさばらないスタンプは集めやすいので、今後もミニスケッチブックを携帯して、自分の散策の記録にしようと思います。