何度か耳にしていた「猫猫寺(にゃんにゃんじ)」。「猫がいっぱいいるお寺かな?」とか思っていたら、どうやら開運ミュージアムだそう。テレビ番組で「猫猫寺」と猫作家の加悦雅乃さんが紹介されているのを何回か見かけ、「私も猫住職に会いたい。猫作品を観てみたい!」と思いがつのり、八瀬まで行ってみることにしました。
「猫猫寺」は「猫のような自由な生き方をしよう!」と神社・仏閣の彩色を手がける絵師・加悦徹さんが2016年にオープン。築100年の古民家を寺院風に改装したミュージアムです。2020年に長男である猫作家・加悦雅乃さんの作品を中心にリノベーションされたそうです。
こちらには猫が「猫住職」として館内や庭先でお勤めされていることも。お勤めスケジュールは公式ホームページから確認できます。猫住職のお勤め以外の日は、お客さんが猫を連れて遊びに来ることもあるそう。
玄関で入場料(大人500円)をお渡しして中に入って見ると、手前が雑貨ショップ、奥がギャラリーと本堂になっているようでした。
※特別展開催期間中は、入場料が異なる場合があります
猫作品でいっぱいのミュージアム
ギャラリーの間には、数々の賞を受賞されている加悦雅乃さんの作品が展示されてました。
テレビでも紹介されていた作品「招き猫創造祭」。沢山の猫達がお祭り騒ぎで招き猫を作っている作品で、猫が持っているノコギリやカンナ、桶や筆など全て手作りで作り込んでありました。
ひときわ目をひくのが、沢山の猫が葉や実となっている(?)『ネコノキ』。「何匹の猫かな?フクロウに見えるし、狐にも見えるし、ミノムシみたいな猫もいるし」で目がまわりそう。一匹だけ猫ではない動物がいるそうです。
「日月22匹招き猫の間」には12面の襖に22匹の猫が描かれていました。
本堂には猫の襖絵や天井画が
本堂には本尊「大日猫来」が。こちらも加悦雅乃さんによる造形作品で、開眼法要も行われた、ありがたい猫仏様なのだとか。後光がさしてました!世界平和を祈りたい!
猫と桜を描いた襖絵、44人のアーティストから奉納された天井画もありました。
おみくじもあったので引いてみました。
たくさんの猫グッズが!
雑貨の間には、150人を超える作家さんの、犬や猫をモチーフにした手作りの作品がところ狭しと並んでいました。私の好きな招き猫もいっぱいあって、両手をあげている招き猫や、「水を飲んでも太るのょ」と呟く招き猫には他人とは思えない親近感がわきます。
本物そっくりな羊毛フェルト人形の猫達も。今にもじゃれてきそうです。こちらの作品は「猫猫寺」のおかみさんである副館長の作品だそう。
本堂を再現したミニチュアもありました。本物そっくりで完成度が凄い!横から見ても上から見ても作りこまれていて襖絵、畳や障子や座布団だけでなく、すべての物が本物の縮小版でした!
猫猫寺は猫への愛に溢れていました!
「猫猫寺」は猫ちゃん達への愛に溢れていました。里親募集や保護猫活動もされていて、常日頃からの猫への愛を感じました。
国内外から沢山の方が来られているそうなので、猫を愛する気持ちを少しでも他の人や動物やすべての物に対しても持ったなら、みんなが幸せになったり世界中が平和になったりするのかなって思いました。
猫猫寺 開運ミュージアム
京都市左京区八瀬近衛町520
TEL:075(746)2216
https://nyannyanji22.www2.jp
営業時間等はHPから確認を
プロフィール
おきく
在住エリア:京都市上京区
メインテーマ:スポーツ・レジャー施設
ワクワクする生活を送れるよう、大人のちょっときになる情報を、見て聞いて体験して、お伝えしたいです。
好きなことは、ダンス、水泳、トランポリン等。そして、食べることです。
一緒に、面白いことを探していきましょう。
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