アートが好き、パンが好き、市内散策も大好きな大好チヨ子です。
ある時視界の片隅に「パン」の看板がよぎり振り向くと、そこに驚きの光景が‼「な、なんだここは⁉」伊藤若冲に俵屋宗達、尾形光琳―有名どころ日本画家らの煌びやかな壁画が、店内に広がっていたのです。
それが、御幸町通の「カフェ・ド・ボウ京都三条」との衝撃的な出合いでした。
ランチタイム後のため、パン購入を名目に吸い込まれるように入店しました。
その時は期間限定パン販売中でしたが、パン購入だけのために入店するにはあまりにもゴージャスな内装です。幾分しり込みしそうになりながらも、テイクアウト用のパンを注文したのでした。
「焼くのに10分程かかりますから、自由におかけになってお待ちください」とお店の方のお言葉に、心の中で思わずガッツポーズ。
(待ちますともいくらでも…)そう思えるほど、店内は私にとって居心地よさげな魅力的空間だったのです。
磨き上げられたピカピカのテーブル
コーナーごとにテーマ性を感じるデザインの椅子やシート
不揃いにもかかわらず一体感のある照明
そして、日本画家たちの作品をコラージュした壁画は、最も印象的!
金箔を施されたのが金箔メーカーの堀金箔紛さんとお聞きし、ますます驚きました。
一目ぼれした素敵空間を誰かと共有したくて、妹を伴い後日ランチに。そして、寒さの厳しい日だったので、ほっこり温まれそうなランチセット(ミネストローネ・サラダ・パン2種・ドリンク)を選びました。
ミネストローネは、たっぷりの野菜が入り、味わいもボリュームも満足♪
そしてパン。クロワッサンはサクッとパリッと歯切れよく、スープに添えるとバターの風味がよく合い、方やロールパンは少し甘くきめが細かくしっとりめ、と2種のパンで異なる味わいを楽しめました。
お料理のおいしさもさることながら、お店の内装とリンクした色合いの、器やカトラリーの美しさも感動ものです。お店のロゴ入りグラスもいい感じ。
ランチセットのドリンクは、ホットコーヒーを選んだのですが、メニューを眺めていたらデザートもおいしそう…というわけでプリンを追加。平飼い卵と甜菜糖を使用されたプリンはさらりとした甘さなので、食後にピッタリでした。
中央テーブルと道路側のソファー席にはコンセントもあり使用可能なので、静かな店内でまったり過ごせそうです。
カフェ・ド・ボウさんはプリンススマートイン京都三条ホテルの1階にある カフェなので、宿泊の方も朝食などで利用されることがあるようです。
コーヒーや軽食のテイクアウトもできるのですが、広々とした贅沢でアートな空間は立ち去りがたく、つい長居をしたくなるような心地よいカフェなのでした。
カフェ・ド・ボウ 京都三条
京都市中京区丸屋町325
TEL:075(746)7732
https://cafedovro.jp/blog/
営業時間等はHPから確認を
プロフィール
大好チヨ子
在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。
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