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家庭の食品ロス削減レポート①「捨てる前にひと工夫」

WEBフレンド

taesanプロフィール
2022年10月21日 

みなさん、こんにちは。taesanです。
10月は「食品ロス削減月間」です。

今回、京都リビング新聞社と京都市がタイアップし、食品ロスを減らす取り組みを行っていくということで、
WEBフレンドの私も「家庭の食品ロス削減レポート」に参加しています。

最近、「てまえどり」というPOPをスーパーでよく見るようになりました。
手前から取ろう=消費期限まで近いものから取ろう、
買うとき、これは本当に使い切れる? などと少し意識をするだけで、
ロスは減るものではないのかと思うようになりました。

そこで私は購入した食品を無駄なく使えるように、買い物から意識をすることに加え

・野菜の皮を使おう
・残り物をリメイクしよう
・冷凍保存を活用しよう

この3点に注目をして10月3日から取り組みを始めました。
15日までの2週間、意識して続けていこうと日々の食材と向き合っていました。
その様子を3回に分けてお届けします。

野菜の皮を使ってパン作り

パン作りが趣味であり、日常的にパンを焼く私にとって
何か野菜の皮を使ったアレンジが出来ないかと考えました。

今回はニンジン1本、ほかの料理中に出たニンジンの皮を使って、小さめのパンを15個焼きました。

よく洗ったニンジンを皮つきでまるごと1本を細かくカットして茹でてから粗熱をとり
グレープフルーツをカットしたもの、オレンジジュース、
ニンジンの皮を足してをミキサーに入れてペーストにします。

いつも作っているパンの生地にこのペーストを少しずつ加えて捏ね、一次発酵させてから成形し、中にチーズも入れてみました。

中にはキューブ状のプロセスチーズを入れています。我が家では、チーズを常に冷凍保存しています。

子どもたちも一緒に作りました♪

私がいつも捏ねたり成形したりしていると興味を持ってくれて、たまに一緒に作ることがあるのですが、
今回は特にニンジンの皮をミキサーにかけて…と普段しないことをしているので不思議に思ったようで、
いつも以上に興味津々な様子で手伝ってくれました。

僕も!私も!と中にチーズを入れたり、成形のお手伝いをしてくれました。

さらに生地を二次発酵して焼き上げます。
ニンジンのペーストと合わせるのでタネの湯量の調整が難しいかと思いましたが
意外とまとまり、綺麗に焼き上がりました。

丸パンの完成! 他にもレーズンや胡桃など、色んな具材を入れてつくるのも楽しそう!

野菜をミキサーにかける工程で皮を足すので、あまり面倒ではなく、生ゴミも出ないので一石二鳥。
野菜をまるごと味わえるという点でも栄養があり良いなと感じました。
そして皮の食感が残っていて、それがまた新食感でした。

もともと子どもたちは基本的に好き嫌いはなく野菜も好んで食べるため、
普段から意識してパンに野菜を混ぜて作ることはありませんでした。
しかし、こうやって野菜の皮をパンづくりに取り入れていくことで、いつもと違った味を楽しめました。

ロスを出さないよう使えるものは何だろう?と考えながら、日々調理の中に取り入れていくのも面白いかも。
私にとって抵抗がない野菜や果物の皮は、他にはリンゴやブドウなどですね。

残った材料も美味しくいただきました

ミキサーにかけた人参ペーストの残りは、オレンジジュースと割っていただきました。これも濃厚で美味しいです。

丸パンだけでなく、形も色々と変えてみました。
レタスやウィンナーなどお好みで好きな具材を入れるのも良いですね。

これもまた楽しんで作れて、美味しくて良いなと思いました。

フライパンでも発酵させて手軽に作れるので、沢山丸めて作ってちぎりパンなどをするのも良いのではと思います。普段捨てている皮を利用することで意外な美味しさを発見できました。

子どもたちからもこんなパン面白い!ジュース美味しい!と好評であり、作ってみて私自身も楽しさがありました。また子どもたちとワイワイ言いながら作っていきたいです。

引き続き、取り組んでいこうと思います!

京都市食品ロスゼロプロジェクト

http://sukkiri-kyoto.com/

プロフィール

taesan

在住エリア:城陽市
メインテーマ:食・食品/雑貨・小物
食べること、つくること、書くこと、伝えることが大好きです。
趣味は料理、お菓子、パン作り、手芸など。特に食や雑貨に関して良かった!というものを本音で沢山紹介していきます!!