私は、美術館・博物館・ギャラリー巡りを趣味としていますが、京都市内のミュージアムを巡るスタンプラリーが、年にいくつか開催されているのを知って以来、散策を兼ねたスタンプラリーが私の秋の恒例行事となっています。
アート系スポットの多い府庁界隈
京都府庁界隈は、アートを楽しめる場所も多く、それらを巡るイベントが「府庁界隈まちかどミュージアム」です。(2022年は10月22日~11月13日まで)
いつも立ち寄るお馴染みのギャラリーなども、この期間に合わせて展示される場合もあるので、一日でいくつかの場所を巡りたい私には好都合。
期間中だけ公開されている場所もあり、この機会に入館したいですね。
まずはリーフレットを入手
こちらを巡るには、詳細の分かるスタンプ台紙付き地図(リーフレット)が便利なので、私は府庁界隈のパン屋さんで事前に入手し、いくつか行きたい場所を決めておきました。
京都府庁など参加されている会場では、ポスターを貼って目印にし、スタンプなどと共に置かれています。
ミュージアムやアート系スポットばかりが集められた地図なので、これ自体が役立つ情報になり、イベント後でも気になる場所探しに活用しています。
スタンプラリーと聞くと、ついつい台紙をスタンプで埋めたくなるのは、大人になっても変わらぬ心理。そして、台紙があるってことは何かご褒美があるの?
…はい!あります。スタンプを集めて、ポストカードやグッズなどのプレゼントに応募できるようになっていました。今年はスタンプの代わりに、2次元コードの読み取りでも応募できるようです。
展覧会や庭園を鑑賞しました
府民ホール「アルティ」に入館し、「京都彫刻家協会」の展示と「京都銀行『美術研究支援制度』作品展」、2つのスタンプをもらいました。
さらに、土日祝日と古典の日(11月1日)限定で公開されている「京都府公館(旧知事公舎)日本庭園の特別公開」で、紅葉に彩られた庭を拝見しました。
昨年は、公開日にツワブキが満開でしたが、今年は開花までもう少し。
水辺にツワブキが沢山あり、満開の時は鮮やかな黄色で庭がパッと明るくなるほどだったので、今年の開花も楽しみです。
初めての場所を開拓
府庁界隈は日ごろも歩き回るエリアではありますが、立ち寄ったことのない場所を開拓したいと思い、今回は「京都御苑閑院宮邸跡」に目星をつけ、「収納展示館」「庭園」を拝見しました。
収納展示館は今年リニューアルされたばかり。館内では、展示品や大スクリーンの迫力ある映像で、昔の街並みや公家の暮らしの紹介があり、人々の意外な暮らしぶりを垣間見ることができました。
さらに、館外に出て庭を散策すると、庭の奥に、閑院宮邸の間取りを再現したスペースがあり、「広縁」と区切られたところから、庭を眺めてみるなど、モデルルーム感覚でひと時を過ごしたのでした。
※京都御苑管理事務所の許可を得て撮影しています
収納展示館の映像で見かけた京都御苑内の「宗像(むなかた)神社」も、スタンプラリーの実施場所になっていたので、こちらにも立ち寄ってみました。
京都御苑には、もう何度も行っているのに、まだ知らなかった場所があったことに驚き、それを知る機会ができたのは喜ばしいです。
散策の楽しみ
地図を頼りに歩いていると、他にも地図を手にしている方々を見かけ、なんだか嬉しくなります。
スタンプラリーで歩いて運動になり、様々な会場でアートに触れて目の保養にもなる一石二鳥のイベント。うまく利用して芸術の秋を楽しみたいです。
府庁界隈まちかどミュージアム
TEL:075(414)4217(京都府文化スポーツ部文化政策室)
https://www.pref.kyoto.jp/bunsei/news/machikado/r4.html
スタンプラリー参加施設の開館時間等はイベントリーフレットや各公式HPから確認を
プロフィール
大好チヨ子
在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。
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